塾長の授業日誌

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国公立大学入試研究②

2013年06月15日

 今日のお昼過ぎから、もの凄い雨でした。梅雨の雨というよりか、どちらかというと、真夏の雷雨、といった感じでした。梅

雨に入っても雨がほとんど降っていなかったので、恵の雨にはなったとは思いますが、香川にとっては、早明浦ダム近辺

で降らないと水不足は解消できないのですが、今日は降ったのでしょうか?  香川、高知、徳島の3県が絡んでくるのだ

とは思いますが(水不足解消のためには)、狭い範囲(単位)で考えるのではなく、四国全体、日本全体で考えるべき問題

だと思います。 政治もそうで、党同士の争いをするのではなく、真に国民のために協力すべきであって、日本国全体を

考えないといけないと感じます。莫大な国債は、どうやって返済するのでしょうか? どの政党が政権をとっても、解決が

難しい問題のように思えます。自分たちの世代がどうにかやりすごせばいい問題ではなく、子、孫、いやもっとその先の世

代が困らないような施策をいますべきです。 教育でもそう。 私自身は、学校と塾が協力することには肯定的です。ま、

現実に、学校の成績が向上するようにやってるわけですから。が、学校は文部科学省、学習塾は、通商産業省の管轄と

いうこともあって、なかなか公にタッグを組みにくいのですね。子供達の能力を伸ばすという目標は同じなのですが・・・。

話がずれました、スミマセン・・・。

 

 昨日に続いて、「国公立大学入試研究②」です。今日は、手短にいきます。

 

三木高校では、3年生が今日と明日、「マーク模試」を受験しています。1ヵ月後に成績が返ってきて、全国順位やら偏差

値やら、合格可能性やら、が載った成績表が返されます。そこに、目指すべき目標点が載ってます。こうした模試の成績

表でなくても、いろいろな受験雑誌やら予備校などが、合格ランク表を発表しています。それを見るときに、注意していた

だきたいことがあります。

 

 センターの得点率や得点を基準にしている場合、「昨年度」のデータ、つまり最新データをもとに掲載しています。

 

例えば、     「合格ランク センター80%」

 

となっていれば、通常今年の1月に行なわれたデータをもとにしています(まだ最新版ではない時は、昨年1月のデータ)

 

ところが、今年の1月実施のセンター試験は、かなり難易度が高く、難しかったのです。ですから、一昨年のランクでは、

もしかしたら、 「センター 84%」  ということもありえます。

 

つまり80%を目標にしていたのでは、確実ではないということです。

 

このように、センターの得点率や得点をもとにしたデータの場合には、毎年若干の変動がありますので、要注意です。

そのデータがいつのセンター試験のデータをもとにしたものかを確認すべきです。

 

それと、追記ですが、こうしたデータはあくまでも、「自己採点結果」に基づくデータです。各大学のHPには、実得点の合

格最低点や合格者平均点などが載っています。

 

 

  


国公立大学入試研究①

2013年06月14日

 三木高校のテストは今日で終了。お疲れ様でした。高3生は、明日明後日は、高校でマーク模試です。時間配分に留

意して取り組んでもらいたいと思います。

 

 三木中学校は、「期末テスト」の範囲表をもらったようです。中2、中3は。 この週末で一通りはやっておきましょう。明

日は学校がありますが、TOP進学教室は、テスト終了まで休塾日はありませんので、勉強会や自習に参加して対策に

取り組んでください。

 

 さて、今日から、不定期に「国公立大学入試研究」を始めます。意外な盲点も紹介していきます。今日は、その盲点か

ら・・・。

 

 国公立大学の入試は、前期と後期があります。総じて、後期の方が定員が少なく、倍率が高くなります。しかしながら、

後期受験前に、私立進学を決めたり、前期で合格したりした受験生は、出願していても、受験当日は欠席しますので、倍

率は下がることが多いのです。

 

 近場の例を挙げましょう。今春の岡山大学経済学部の後期日程です。

【募集定員】  30名

【志願者】   198名

【志願倍率】  6.6倍      ←  これは、(志願者)÷(募集定員)  です。  【名目倍率】 とも言います。

 

前期の【志願倍率】は、2.4倍でしたので、それと比べると、倍率が高いです。

 

 

それが、後期日程の受験日当日になると、

 

【受験者】   45名

 

と激減しました。欠席者が多数出たのです。欠席率は、77%。 4人のうち、3人は欠席したのです。つまり、受験会場の

4分の1しか座席は埋まってない状況です。

 

で、合格発表の日です。

 

【合格者】   37名

 

ということは、(受験者)÷(合格者) の 【実質倍率】 は、 1.2倍!

 

 

前期日程よりも、倍率が低い結果になりました。  

 

ですから、倍率が高いからといって、諦めるのは間違っているのです。このデータは、岡山大学のHPから引用しました。

他の後期日程にも、7名受験で6名合格などありますので、興味ある方は岡山大学のHPへ。

 

こうした状況が毎年必ず生じるわけではありませんが、後期日程を出願したなら、受験すべきなのです。

 

では、また・・・。


明日で終了

2013年06月13日

 三木高校のテストは、明日で終了。高1生は、明日の数Aのテストに向けて、質問ラッシュ。場合の数、順列、集合な

ど、質問に答えました。いろんな場合を考える必要があるので、難しく感じるのだと思いますが、「そうなのか!」といった

感動も味わえる教科です。解法を丸暗記するだけではなく、解法の道すじを楽しんで欲しいと思います。

 

 明日からは、中学生の「期末テスト」対策が本格化します。部活真っ盛りですので、両立は大変と思いますが、日々の

学習を大切にしてもらいたいと思います。それと、時間の使い方ですね。無駄時間を極力なくすように・・・。


学校

2013年06月12日

 三木高校「中間考査」3日目。 今日は、午前11時からの開放でしたが、塾生の出足が遅かったですね。午後1時から

の参加者が多かったです。テストが3時限あった塾生も多かったので、仕方ありません。テストの半分以上が終わったわ

けですが、そろそろ疲れの出てくる頃です。適度に睡眠をとって、残り2日間頑張ってください。

 

 さて、あと1ヶ月ほどで、夏休みになります。受験生にとっては、受験勉強に集中して取り組まないといけない期間です。

例年、「受験生なら1日に10時間は勉強!」と言っていますが、これが大変なように思えるみたいです。でも、普段の学

校生活では、中学生なら、1日に6時間あって、そのあと帰宅して、塾に行って、自宅に帰ってきてから学校の宿題、なん

て日だと、多分10時間近くは勉強してるはずです。もちろん、学校の授業では、体育とか美術とかありますので、机に向

かって勉強している時間はそれよりも減るかもしれませんが、学習には間違いありません。

 

 では、なぜ大変なように思えるかというと、自分で管理しないといけないからだと思います。学校のような、時間的な強制

力もない、注意する人もいない、そういう状況だと、甘えの気持ちが出るのだと思います。今日もそのことで、何人かの高

校生と話しましたが、「休日の自宅学習って難しい」と・・・。  それなら「夏休み」もそうなってしまいます。 それでは困る

ので、私が推奨しているのは、場所を変えて勉強すること。 夏休み中の朝は学校で課外があるところが多いですので、

それに参加して、午後から、塾で勉強。夕方帰宅して、夜は、家庭学習、もしくは塾。 こういうリズムを作ると、1日10時

間の学習時間は取れるのです。しかも、集中力も維持できます。途中で、移動時間があります。その移動は、極力、自転

車で、と言ってます。車で送迎もありかとは思いますが、体がなまってしまうのです。受験生の場合には、部活を引退して

いるので、夏休み中に運動する機会があまりないです。汗をかかないのです。ですから、自転車をこぐことによって、多

少の運動をすることも大切です。熱中症等に注意する必要はありますが、ずっと自宅で勉強するよりも、実は効率が上

がります。これは過去の受験生の結果を見ても明らかなことです。

 

 1日に10時間というのはあくまでも例ですが、時間にこだわりすぎてもいけません。だらだら勉強する10時間なら、集

中して取り組む3時間の方が効果があるかもしれませんので・・・。


自分のため

2013年06月11日

 「三木高校」中間考査2日目。  

今日は午後0時から開放でしたが、昨日にも増して自習する塾生が多かったです。明日が結構大変な日のようです。

 

 今日に限ったことではありませんが、中学生や高校生によく聞かれることがあります。それは、

 

「何のために勉強するんですか?  古典や漢文、化学って将来使うんですか?」

 

 確かに、大人になり社会人となって、生活するに当たって、古典や漢文、化学が必要でない人はたぶん多いはずです。

そのような知識がなくても、生活はできるでしょう。ただ、いろいろな資格を取るとか(大学に行くのもそうですけど)、また、

新たな職業に就くとか、社会に出て仕事関係(そうでなくても)で、かかわりのある人と会話をするとか、そういうときに無駄

にはならないはずです。「幅が広がる」って感じでしょうか?

 

 社会人になって、そうした知識を習得するのは、時間的にかなり大変です。仕事もしながらですから。子育て中ならなお

さらです。ですから、将来「自分の幅を広げる」ためにも、今、勉強すべきだと思います。自分への投資ですね。いわゆる

「投資」は、原資が返ってこない場合もありますが、「勉強」という自分への「投資」は、マイナスになることはありません。

必ずプラスになります。どれだけプラスになるかは、その取り組み方次第です。プラスになるのであれば、大きなプラスに

したいですよね。自分でコントロールできる「投資」なのですから、全力で取り組むべきだと思います。


早いうちから・・・

2013年06月10日

 今日は、朝遅れることもなく、無事に帰って来ることができて、午前11時~自習室開放。

三木高校は、今日から「中間考査」。考査が終わり次第、塾に続々やってくる。集中して取り組めるからですかね?  家

でやっても、塾の自習室でやっても構わないと思っていますが、いずれにせよ集中して取り組むことは必要です。「ながら

勉強」は時間の無駄です。夜も、自習生でほぼ満席でした。

 

 テスト勉強の方法を見ていると、個々に差があります。同じテスト範囲でも、勉強法が異なっています。理想の方法でや

っている子もいれば、修正が必要な子もいます。気がつけば修正していますが、やはり早いうちから正しい勉強の習慣は

つけておくべきだと思っています。大切なのは、やはり小学生のときです。小学生のときの習慣が、結局その後の習慣へ

となってしまいます。文字が乱雑なお子さんは、何もしなければ、乱雑な文字のままです。家庭学習が十分に取り組めて

いないお子さんの場合には、中学生、高校生になっても、それが継続されることが多いです。ですから、小学生のうちに、

基本となる学習習慣は身に付けておく必要があると私は思っています。


ラストサンデー

2013年06月09日

 今日は午前9時から、自習室開放。満席でした。三木高校がテストですからね。化学、数学、現代社会、英語、物理な

どその場で、質問にも答えました。集中して取り組める環境を整えています。家ではなかなか取り組めない場合もあると

思いますので。「ヤル気」の問題ではなく、兄弟(弟や妹の場合が多いようです)がちょっかいを出してくるとか、TVの音が

気になるとか・・・です。 「ヤル気」がないなら、塾に来ても無駄ですからね。

 

 昼食時間を挟んで、午後5時までで今日は終了。休日は、早めに勉強をスタートすべきなので、いつも日曜日の夜の開

放はしていません。今日来た高校生は全員朝から来ていました。いい傾向です。

 

 実は、私は午後3時半まではいましたが、その後はマネージャーに任せて、東京での会議に行きました。3時には出る

予定にしていましたが、質問等が気がかりだったので、時間の限界まで塾にいました。その後、東京へ。午後6時30分開

始の会議に若干遅刻するのは分かっていたので、会場に着くまでは中継してもらいながら参加しました。その後、11時3

0分くらいまで続きました。 それで、ホテルに宿泊して、明日は始発便で帰ります。予定通り、午前11時から開放です。


ラストサタデー

2013年06月08日

 三木高校テストまであと2日。今日・明日が最後の週末です。今日は、午後1時からいつもどおりに自習室を開放。高校

生と中学生で満席状態が続きました。質問も多く、ずっと説明している状態・・・。まあ、質問があるということは、勉強して

いる証拠ですからいい傾向ではあります。ただ、覚えるべき点をまだ覚えていない場合には、覚えてもらわないといけま

せん・・・。

 

 明日は、午前9時からです。


習慣

2013年06月07日

 塾に来るのに、定刻よりも前に来る塾生もいれば、定刻どおりに来る塾生もいるし、遅刻の塾生もいる。ただ、それぞれ

のメンバーはだいたい決まっている。部活や送迎者の都合で、スレスレや遅刻がやむを得ない場合はある。これは承知

している。だが、部活も終わって、時間的に拘束されるものが何もないなら、遅刻せずに来れると思う。特に、自転車で自

ら来るのであれば・・・。

 

 このあたりは、部活を引退した高3生には徹底してもらいたい。


自分で自分を教える

2013年06月06日

 三木高校のテストが近づいてきて、自習室も午後4時半ごろから満席になる。それはいいのだけれど、質問も多い。順

番に答えてるけど、個々の塾生の理解度に応じて、同じ問題でも、教える度合いを変えている。考え方など、少しだけ教

えて、「あっ、そうか!」という場合には、そこまでしか教えないし、逆に、答えに至るまで教えないといけない場合には、最

後まで教える。

 

 教えるにしても、一方的に教えるのではなく、どこまで理解しているのかを確認しながら、教える。教えるだけではなく、

「どうして?」、「これからどう解く?」などと投げかけながら、教える。そうすると、塾生自ら、「これはこうで、ここからはこう

で・・」というふうに、私に説明するようになってくる。こうなってくると、(つまり、私に説明できるようになってくる、と)、解決

は早い。 ちょっとヒントをあげただけで、解けるようになってくる。

 

 最近、塾の通路で、長椅子に座って、友人に解法を説明したり、ブツブツ言いながら勉強してる塾生をよく見かける。そう

した行動を止めることは全くしない。最高の学習法だからだ。他人に(自分も含めて)、説明して、理解してもらえる、という

ことは、自分が完全に理解しているからできることなので、成績優秀者には多い。 

 

 是非真似てもらいたい学習法である。

 

 

 さて、報道によれば、「センター試験 廃止を検討・・・・」ということらしいです。代わりに複数回受験できるテストをやる、

ことを検討してるらしいですが、ただでさえ、高校の授業が進度的にキツイのに、よりキツくなるように感じます。また、複

数回受験ということは、各回の難易度の差もあるでしょうし、時期によっては習熟度の違いもあります。かえって、不公平

に思います。やはり、入試は1発勝負の方がいいように感じます。複数回のチャンスを与えても、有利な人はいつも有利

になるのですから。

 

 私が高校生の時、国公立大学を複数回受験できるようになりました。その1回目は、東大と京大が別の日程になり、双

方を併願できるようになりました。そして、両方に合格することも可能だったのです。結果として、両方に合格した受験生

の多くは東大を選び、京大は定員割れをしたのです.それに懲りた京大は、翌年から日程を変更。併願が無理になりまし

た。 (当時は、A日程、B日程といい、合格発表は、B日程の終了後に、A日程B日程とも行なっていました。ですから、

 両方に合格することが可能だったのです。現在は、「前期」「後期」制で、「前期」の合格発表は、「後期」の試験前に行な

 います。「前期」に合格して入学手続きをしたら、「後期」入試には合格できない仕組みになっています。)

 

 チャンスは1回の方が、それに向けて全力で取り組めるのです。「背水の陣」の方が、頑張れると私は思います。確か

に、複数回チャンスを与えて、各自のベスト結果を入試で用いることは、理解はできるのですが、それは自分一人だけで

はなく、他の受験生全員に共通なわけで、複数回受験が有利にはなりません。

 

 

 「夏期講習」のお問い合わせも増えてきています。詳細は、今しばらくお待ち下さい。なお、募集は各学年とも数名程度

ですので、受講ご希望の方は、お早めにご連絡お願い致します。 (現塾生の方はご連絡不要です)


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