塾長の授業日誌

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「高校学習セミナー」

2018年03月16日

 今日、新高1生対象に、「高校学習セミナー」を開催しました。

 

 メインは、高校生の勉強のやり方、大学入試の仕組み、そして2020年大学入試改革です。毎年開催していますが、今年は、大学入試改革の話も結構しました。ただ、未確定な部分もあるため、概要の説明になりました。

 

 高校入試の合格発表もまだですが、毎年、合格発表前に開催しています。なぜなら、高校の勉強は中学の勉強とは全く異なる、ということを高校生になる前に理解しておいて欲しいからです。

 

 中学なら、定期テスト前に部活が休みになってそこから猛勉強、とか、中3で部活引退してから入試に向けて猛勉強、でも場合によっては、どうにかなるかもしれません。ですが、高校でそれは無理です。勉強する内容も量も違います。そうした勉強の違いを分かってもらうことが一番の狙いといってもいいでしょう。

 

 まずは、高校1年生の勉強を真面目に日々取り組むこと、これができなくて大学入試で成功することはありません。


【満席情報】 3月15日現在

2018年03月15日

* 小学部

   月・火・木・金  いずれも 17:55~19:15   ⇒ 満席  (キャンセル待ちはお受けします)

 

* 中学部

   金 19:30~21:50                  ⇒ 満席  (キャンセル待ちはお受けします)

 

* 高校部

   金 19:30~21:50                  ⇒ 満席  (キャンセル待ちはお受けします)

 

 

他の曜日、時間帯も残席わずかなところが多くなっていますので、受講ご希望の方はお早めにお願いいたします。

 

なお、満席情報は、3月15日現在です。コース変更や受講曜日変更により、変動しますので、最新版はお問い合わせ下さい。

 

 


2018 公立高校入試問題分析 【英語】

2018年03月12日

【英語】

例年並み。公立高校入試の英語は、教科書本文の表現が多く出題されるので、教科書の内容を中心に学習していれば、難しく感じることはないはず。

 

【問2】 (1) 会話文の空所英文選択。前後関係から判断できる。易しい。  (2) 強調されるべき部分を選ぶ。迷った受験生もいるかもしれないが、状況を考えれば選べる。  (3) スペルミスに注意すべき語。

 

【問3】 (1)語形を変える問題。教科書にも載ってる文。教科書本文を覚えていれば易しい。   (2) 後の文章を読んでも明白。易しい。   (3) 前後から判断できる。易しい。   (4) need to は3年の教科書本文中の表現。それを覚えていれば書ける。   (5) may+受身形 で書きにくいかもしれない。やや難。    (6) 易しい    (7) one~, the other~ の表現に気づくかどうかがポイント。この表現も2年の教科書に載っている。やや難。   (8) 和訳を示しての並べ替え問題。最上級部分を先に作れば、残りは自ずと決まってくる。   (9)和訳を示しての並べ替え問題。関係代名詞より後を先に作ればやり易い。

 

【問4】 話の内容がバスケットボールで身近なので、解きやすい。  (1) 前の部分を読めば容易。  (2) 話の流れから容易。  (3) 前文の内容を答えればよい。易しい。   (4) 例年通りの出題。会話の返事から逆に疑問文を作る問題。   (5) 易しい   (6) 前の部分を読めば明白     (7) 疑問文に答える問題。例年通りの出題。(a)易しい  (b) 本文中の英文を答えればいいが、代名詞を書き換えるのみで答は書ける。    (8)本文に合っている英文を選ぶ問題。悩む選択肢もなく平易。

 

【問5】 英作文。去年から傾向が変わったが、去年と同様の出題形式。伝統的なことについて説明する問題で難しそうに見えるが、実はどれも中2の教科書に載っている単語。


2018 公立高校入試問題分析 【理科】

2018年03月10日

【理科】

 例年よりも難しい。前半の生物、地学分野でも、選択肢から選ぶのに時間を要する問題がある。後半の、化学、物理分野でも、時間がかかる。問題文の量も多く、時間不足になった受験生も多いのではないかと思われる。

 

【問1】

A (1) a,b は基本的問題。 c は細かい計算が必要で解きにくい。 (2)は教科書レベル。

B (1) a,b は基本。 cは通常とは異なるグラフなので、答えにくいかもしれない。  (2)は基本的出題

 

【問2】

A  蒸散の出題で頻出問題。解きやすい。

B (1) 基本。  (2)実験の条件を整理すれば解けるが、時間がかかったかもしれない。 

  (3) やや難しい。  (4)易しい   (5)実験Ⅱ、実験Ⅲの結果から分かることを選択する問題。難しい。

C (1)基本  (2)実際に表にして書いてみると確かめることができる。  (3)これも書いてみればできる。組み合わせが複数パターンあることに注意。

 

【問3】

A (1) 基本計算問題  (2)基本   (3)基本的記述問題   (4) 酸性ということが分かれば容易。

  (5) 中和するときの体積比を求めて、不足分を計算する問題。計算が2段階になるので、難しく感じるかもしれない。

B (1)(2)(3)基本的出題   (4)化学反応式。覚えていなくても、できる物質を書けば、完成する。  (5)基本

 

【問4】

A (1)グラフを読み取って計算する問題。難しく感じるかもしれない。 (2)設問の条件説明も長く、計算もやりづらい。

B (1)基本  (2) 図と表から数値を読み取って計算する。   (3) 水平部分に要する時間はBがAの半分であること、斜面を下る速さは最初は同じであることを使えば、解ける。感覚で解くと間違えやすい。   (4)a  グラフを読み取れば答は出る。 b グラフからの計算問題。頻出問題であるが、苦手とする受験生は多い問題。

C 例年最後は力、エネルギー関係であることが多いが、今年は、電流が最後。(1)(2)(3)は、基本的出題。

 (4)発熱量を苦手とする受験生は多い。発熱量は、電力に比例することを用いれば、解ける。 (5)は、Bの電熱線からの電力を求められれば答えは出る。

 


2018 公立高校入試問題分析 【数学】

2018年03月09日

 8日に行われた入試問題の分析です。

【数学】

 全体的に易しい。問題文自体も長くないので、解きやすい。44点以上得点するのは、なかなか難しいが、40点前後得点する受験生は多いのではないか。

 

 

【問1】 例年通り計算問題。易しい。丁寧に計算すれば全問正解できる。

 

【問2】 例年通りの出題傾向。(1)の角度は易しい。(2)の立体は相似と三平方で教科書レベルの基本的出題。(3)は例年通り難。直角二等辺三角形、相似に気づけば解けるが、時間内に解くのは難しいかもしれない。合否には関係ないので、分からなければ飛ばすべき問題。

 

【問3】 (1)の反比例は教科書レベル。(2)の確率も教科書レベルで数え上げればできる。(3)の2次関数も例年の傾向に即した出題。難しくない。(4)の文字を用いた証明も、難しくない。

 

【問4】 (1)測定値、真の値の範囲を求める問題。教科書レベル。出題が多くない分野なので、慣れていない受験生がいるかもしれない。 (2)は図形。アは小学校レベル。イは、相似を用いれば、容易に求められる。1:2であることを用いて辺の長さを求めることに気づけば、素早くできる。 ウは、イとの連動。イができていれば立式は簡単。方程式を解くときに展開しがちだが、実は、平方根の考えを応用すれば、展開しないで解を求めることは可能(ON=2MNを活用)。

 

【問5】 例年通り証明問題。 (1)は教科書レベルの証明。必ず得点したい。 (2)は、証明するのに時間がかかる。合同条件2つ目まではすんなり書けるが、その後に時間がかかる。それ以降は書けなくても合否には関係ないと思われる。

 

 

 

 


30回目の中3

2018年03月07日

 明日が公立高校入試です。

 

 中3生の授業は、昨日で終了していますが、入試前日の今日も自習に何人かやってきていました。毎年そうですが、入試前日に早く家に帰ると時間があり余ってしまうから、いつもと同じく塾に来たほうが落ち着く、という塾生も少なからずいます。

 

 いつもやってることを、いつも通りに明日答案に書けば、合格します。

 

 指導し始めて30回目の中3生ですが、最後までよく頑張りました。合格を祈っています。


新中3でいちばん重要なのは、1学期!

2018年03月06日

 新中3生にとって、入試は1年後になりました。まだ実感はあまりないかと思いますが、志望校合格を確実にしたいなら、中3の1学期の成績を上げることが大切です。

 部活もあると思いますが、中3生の内申点は、12月までのテストで決まります。つまり、定期テストは4回。そのうちの2回は7月までにあります。半分が1学期で決まるのです。それに、夏休み以降は、部活が終わりますから、みんな受験モードで頑張ります。自分の成績が上がっても、周りの人も上がるので、順位って思い通りになかなか上がらないことが多いのです。

 

 ですから、頑張るなら1学期。次回の定期テストは、5月中旬。いまから勉強スタートです。


参考書・問題集

2018年03月05日

 高校生が学校で使用している参考書、問題集は、良いものが多いです。進学校で使用しているものは特に。

 

 ですから、高校指定の参考書、問題集を徹底的にやりこめば、それなりに成績は上がります。ですが、ある程度量が多いのと、難しい問題もあって、なかなかスラスラといかないこともあります。そこで挫折しては、成績向上につながりません。

 

 自力でやるのが難しいなら、高校の「校内実力テスト」の範囲になったときに、解けるまでやりこめばいいと思います。特に、高1・高2段階です。

 

 「校内実力テスト」の成績は、各教科の評定には関係ないことが多いので、手抜きする人も多いようですが、範囲が決まっていれば大いに活用すべきです。自分が勉強した成果が、そのテストの得点で表れてくるからです。問題が解ければ、勉強したことが身についているということですし、解けなければ、勉強しても身についていない、ということが分かります。

 

 もちろん、「校内実力テスト」の範囲は広いので、日々勉強を積み重ねないと、成果は出ません。テスト数日前から勉強開始したくらいでは、ダメですね。


「勉強のやり方を教えてください」

2018年03月04日

 高校生によく聞かれます。

 

「勉強のやり方を教えてください。」

 

 と。

 

こういう質問をしてくる質問主は、日頃ほとんど勉強していない場合が多いです。要は、「上手く、効率よく、短時間で成績の上がる勉強法を教えてください」という意味で、そういう言い方で聞いてくるわけです。

 

で、そういう勉強のやり方って、個々で違うと思うのです。自分に合ってる、合ってない、というのがあるので。だから、これがベストっていうのは言いづらいのですね。

 

やはり、試行錯誤しながら、自分で見つけるしかないと思うのですね。

 

「まずは、やってみる。それで上手くいったところは、採り入れる。上手くいかなかったところは変えてみる。」

 

それの繰り返しで、自分に合うスタイルが決まっていくと思うのです。

 

 

私自身は、学校の宿題は一番最後にやる、というスタイルでした。まずは、自分で決めたノルマである参考書、問題集の勉強をやる、それが終わってから学校の宿題、予復習をやる。やっていかないと明日困るから必ずやるし、寝るのが遅くなってしまうから集中して取り組んでいたように思います。これも、色々やってみての自分のベストなやり方でした。

 

 

朝型、夜型っていうのも、個々で違います。自分に合う方でやればいいと思いますよ。


新中3「特別選抜コース」「選抜コース」テキスト配布

2018年03月03日

 今日は、現中3生の「特別選抜コース」「選抜コース」の最終授業でした。直前チェックと入試までにすべきことの指示、そして、「合格の10か条」を説明して終了しました。中3生の夜間の授業は、6日(火)まであります。入試だからといって、特別なことをする必要はありません。これまでやってきたことと同じことをすればいいだけです。だから、入試の2日前まで授業は通常通りあるのです。前日も自習室は利用できます。毎年、「自習室の方が落ち着いて勉強できるから」と言う理由で、入試前日も自習室に来る塾生も多々おります。「入試前日だから・・」みたいな感じで特別な気持ちになると、より緊張するかもしれませんから、いつも通り自習室に来てOKです。いつも通りにやれば合格できます。それだけのことはやってきたのですから。

 

 新中3生の「特別選抜コース」「選抜コース」の授業は、3月24日(土)から開講します。すでに受講が決まっている塾生には、使用するテキストの一部を今日から配布し始めました。分厚くて重くてビックリしたようですが、年間トータルしたら、まだ10冊以上渡します。それだけ勉強してもらいますし、年間スケジュールは組んでいます。授業はあくまでも、合格するために行いますので、合格ラインに合わせて授業を行います。指示したことを守って勉強すれば、志望校に合格できます。


ホームページからのお問い合わせはこちらから。お電話でのお問い合わせは087-898-4223(授業・面談を最優先するため、授業・面談時間中は電話に出られない場合があります。留守番電話にて用件を承ります。)

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