塾長の授業日誌

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塾長の授業日誌

速ければいい、というものではない

2019年05月07日

 中1、中2、中3とも、中間テストの数学の範囲は、計算がメインです。難易度からしたら、易しいのですが、計算ミスが目立ちます。

 「テストの時は見直すから・・・」といった安易な考えで、普段の練習時に見直しもせず適当にやっていると、痛い目にあいます。「練習するときにできないことが、本番でできることはない」と、私はよく言います。本番で仮にできたとしたら、それはまぐれで、いつもできるわけではないはずです。

 

 ミスする場合のほとんどが、途中の計算を書かないとか、途中式を飛ばして暗算でやる、とかですね。ちょっと手間はかかっても、途中式を書いたほうがミスは確実に減るし、見直しのときにも役立ちます。途中式がないと、見直しはかなり時間がかかると思いますけどね。もう一度解かないといけないですから・・・。

 

 基礎、基本こそ、完璧に!


スマホは使い方次第

2019年05月01日

スマホの弊害について、いろいろ報道されていますが、使い方次第で、強力な助っ人になると思っています。これまでも、ここでは、スマホを全面否定したことはないはずです。

中学生、高校生でも、所有している人が多いと思いますが、何の用途で使っているかですね。家族や友達との連絡手段とか、SNS、ゲーム、音楽を聴くなどでしょうか?  熱中しない限り、その用途で使うのは問題ないでしょう。時間や場所を制限して使えば、これほど便利なものはありませんから。

他の用途としては、勉強にも役立ちます。勉強用のアプリもたくさんありますし、スケジュール管理にも使えます。また、意外と使われていないのは、成績等を写真で撮っておくこと、でしょうか。塾生に成績を尋ねても、「忘れた」とか、「なくした」という返答のときがあります。また、テスト範囲表とかも、写真で撮っておけば、いつでも範囲の確認ができます。

 

成績の管理については、保護者の方にも是非実行して欲しいです。学校の成績表に印押したり、サインしたりするときに、一緒に写真も撮っておけば役に立つこともあると思います。


切り替えが大事

2019年04月29日

世の中の10連休も、3日終了。時間が経つのは、あっという間ですね。

私がここでいつも書いている内容からすると、「連休はずっと勉強せよ」みたいに感じられるかもしれませんが、それは違います。もちろん、受験生を中心に、勉強してほしいのは確かです。ですが、切り替えをすれば、遊ぶのだって構わないのです。家族と出かけたり、自分のやりたいことをやったり、それはOKです。

ですが、一番いけないのは、ダラダラと過ごしてしまうこと。勉強もただ時間だけ経過して中身がない、とか、遊ぶにしてもいつまでもやってるとか、休憩のつもりがいつの間にか寝てしまって気づいたらお昼、とか、そんなのは意味がないですね。

仮に、一日に午前中に3時間、午後に3時間、夜に3時間勉強すれば、計9時間ですが、それって、普段学校に行ってるときよりも、時間的には余裕があると思うのですね。そこで、やりたいことをやればいいのです。いや、むしろその方が気分転換もできて、勉強もはかどるし、効率も良いと思うのですが・・・。


明日からGW? TOP進学教室は、テスト前モードです

2019年04月26日

明日から10連休の方もいらっしゃるようですが、受験生は、「お休みモード」では困ります・・・。今、自分自身が何をやらなければならないのかは、人それぞれ異なるので、周りに合わせる必要はありません。世間が「お休みモード」であろうと、合格に向けてやるべきことはやるべきです。

10日間という時間は、考えてみると、1ヶ月の3分の1。それだけの時間を使えるのですから、ライバルに大きく差をつけることができるはずです。

三木中3年生は、「修学旅行前にテスト勉強を完了させる」ことを絶対に達成してください。それを可能にするだけの時間は十分にあるのですから。仮にそれが達成できないとしたら、それは自己怠慢です。志望高校に合格したいなら、そのくらいの勉強はできて当たり前です。できないなら、それはそれくらいの「志望」だからです。「行けたら行きたい」とかいう「志望」では、いけませんね。

 高校3年生も、総体が近づき、時間的余裕がない人もいるようですが、それは自分ひとりだけではありません。また、今よりも、入試直前期の方がもっと時間的な余裕はありません。いかに効率よく、勉強するかです。学習時間、内容を記録して、日々振り返って学習計画の修正ができるようにしておきましょう。


同じ90点でも・・・

2019年04月23日

 長年教えていて思いますが、「同じ点数を取っていても、理解度は異なる。」と。

 

 特に、中学校の「定期テスト」は、範囲が決まっているので、そこを念入りに勉強すれば、点数は取れます。ですが、丸暗記で取った90点と、勉強して理解したうえで取った90点と、点数は同じでも、その後の成績の伸びは全く異なってきます。

 

 もちろん、上の例だと、「理解したうえで取った90点」の方が、今後につながる「90点」です。

 

 同じ点数を取りに行くなら、丸暗記でも良さそうですが、その場しのぎの勉強になってしまい、その後に繋がりません。

 

 「定期テスト」の方が「診断テスト」よりも良い順位の場合には、要注意です。

 

 また、高校での勉強は、「丸暗記型」の勉強では通用しません。中学の時に丸暗記型で「定期テスト」を乗り切ってきたのと同じような勉強を、高校でやってしまうと、一気に沈没します。暗記で通用するような勉強ではないですから。

 

 高校に入ってから切り替えようとしても、それは無理ですので、やはり、中学のときから、「理解する」勉強をしたほうがいいでしょう。


勉強には最適のGW

2019年04月22日

 今週末から、ゴールデンウィークらしいですが、受験生にとって、「勉強するためのゴールデンウィーク」です。先日も書きましたが、学校の授業に邪魔されることなく、自分の勉強ができるのです。10日間もあります!

 やるべきことをリストアップして、事前の計画を立て、27日(土)にすぐに実行できるようにしておくべきですね。

 合格の可能性をを確実に高める10日間になります。


同じにする必要はない

2019年04月18日

 10連休が始まるようですが、国民全員が10連休であるはずはなく、10連勤の方もいらっしゃるはず。私も土曜日はもともと休みではないですから、年間通して、連休というものがほぼありません。ですが、別に何か困るわけでもなく、連休に対する希望もありません。「10連休の人もいるんだね」、そんな感じで受け止めています。

 

 受験生にとっては、チャンスです。学校の授業の影響を受けずに、自分のための勉強ができます。10日って、春休みとか、冬休みくらいの長さです。それに、寒くもなく暑くもなく、勉強には最適です。10日間をどう過ごすかによって、その後の人生が大きく変わるかもしれませんね。大袈裟に言えば・・・。


世の中は狭い

2019年04月15日

 卒塾生が、飲食店やコンビニ等でバイトしているのに遭遇することはたまにあります。まぁ、高松や三木町内であれば、生活圏そのものが狭いので、遭遇する場面もあるだろうと想定済みです。

 

 ですけど、以前、東京に出張で行ったときに、食事しにレストランに入ったら、出てきた女性スタッフに「天野先生!」と声をかけられたときには、ビックリしました。大学生の彼女がそこでバイトしてることももちろん知らなかったですし、たまたま入ったお店です。こんなこともあるんだな、と「世の中は狭い」と感じたことがあります。

 

 が、さらに今日また衝撃の事実が・・・。卒塾生は何百人といますけど、これだけはありえないくらいのめぐり合わせです。塾や塾生とは全く関係ないですが、「世の中は非常に狭い」と実感しました。


「合格に必要な勉強時間はどの大学もほぼ同じ」というデータ

2019年04月13日

 先日から、「大学合格者の大学毎の総学習時間」のグラフを掲示しています。

 

 それを見ていて思ったんですが、総学習時間は、大学の偏差値にあまり関係ないということです。東大合格者が一番多く勉強したかと言うとそうじゃないんです。どの大学も、合格者の総学習時間は、ある一定の範囲内に収まっています。差はほとんどありません。

 

 ある程度合格が望める成績範囲内の受験者が受験するということはあるにしても、まあ、それなりの学習時間はどの受験生も必要ということです。大学の偏差値には関係なく。

 

 それと、4月、5月も思った以上に、合格者は勉強しています。特に、ゴールデンウィークはいつもよりは勉強できるはずですね。そこで差はつくように思います。特に、今年は10日間もありますので。


習ってない?

2019年04月12日

 高校生にもなって、「これは学校で習ってません」とか言うのはいかがなものか・・・。中学生と同じ感覚では困ります。

 

 大学受験に向けての勉強のすべてを高校で教えてくれるわけではありません。もちろん、塾でも。時間が足りませんから。

 足りない分は自分で勉強するのです。

 

 それが中学校の勉強と高校の勉強との大きな違い。学校や塾に頼りすぎることなく、自分で勉強する習慣作りは大切です。


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