途中式を書く
2021年05月15日
小学生・中学生の指導では、解いた問題の解答を個々にすべて私がチェックしています。特に、間違った箇所。どうして間違えたのかをチェックして、指摘します。ほとんどの場合には、間違えた原因は、途中式から分かります。
ですが、たまに原因が分からないときがあります。それは、途中式を書いてない、省略している、時です。
そんな場合は、まあほとんどの場合、頭の中でやってる訳ですが、見直しのことを考えても、やはり途中式は書くべきですね。もちろん、本人には指摘しますけど…。
間違い分析
2021年05月14日
中学生には、模試の「間違い直し」として、間違い分析レポートを作成して提出してもらっています。
返ってきた答案と問題を見ながら、どうして間違ったのかを分析します。
・ 覚えていなかった
・ 計算ミスをした
・ 答え方を間違った
・ 漢字を書き間違えた
などなど、間違いには理由があります。
それを、解答・解説集の正解と見比べながら、どこでどうして間違ったのかを自己分析してもらっています。数学や理科の計算では、途中式のどこで間違ったのかまで分析します。分数の計算で間違ったのか、減法で間違ったのか、通分を忘れたのか、公式を使い間違ったのか、その原因を分析することで、次のテストにつなげていくためです。
点数、成績、志望校合否判定のみを見るのではなく、弱点を知るための資料として、模試受験の重要性を説いています。
昨日の日誌書いたのは・・・
2021年05月13日
昨日の日誌に書いたのは、昨日の塾生の取り組み方にも関連しています。
昨日、三木中学校は13時に下校だったそうです。一番早かった塾生は、13時12分に塾に来ました。それから、19時まで自習してました。他の塾生たちも、徐々にやってきて、19時まで自習していました。最長5時間半ちょっと。それが可能なのは、やはり学校のスケジュールを把握してるからなのですね。
学校が短縮授業などで定時よりも早く終わる日の前日に、塾生たちに、ふいに、「明日学校何時に終わる?」って聞いてみることがよくあります。すると、「〇時△分です」と、さっと答えることができるのですね。予定が頭に入っているのです。これが理想ですね。
明日のみならず、1か月のスケジュールを知っておくことは大事なので、昨日の日誌に書いた訳です。もちろん、社会人になっても重要なことですからね。
学校の日程表
2021年05月12日
各学校から配布されたり、周知されている、日程表(月ごと)は、保護者のみならず、生徒本人も確認しておいてほしいものです。
今日は短縮授業で〇時に帰れる、とか、今日は部活がない日だ、とか把握できていれば、その日の学習に費やせる時間も把握しやすくなります。期限のある宿題を取り組むにしても、より計画的に進めることができます。
当然のことながら、定期テストの日程も載っていますから、その対策にも役立ちます。
紙ベースで配布されている場合には、スマホやタブレットで写真を撮って、いつでも見れる状態にしておくと、より効果的です。
高校生の数学の参考書
2021年05月11日
香川県の公立高校の場合、数学は、教科書と傍用問題集(4STEP,4プロなど)、そして、参考書(チャート式、FocusGold)をセットで購入しているはずです。これは、私が高校生の時からそうでしたので、何十年も変わっていないことになります。いい組み合わせだと思っています。
常日頃は、教科書と傍用問題集の学習でいいと感じてるかもしれませんが、参考書も取り組むべきですね。傍用問題集と重なっている部分もあるので、そこは省くとしても、それよりも難度の高いところをやっておくべきでしょう。そうすることによって、校外模試などにも対応できる力がつきます。そうした参考書は、問題ごとにレベル分けがしてあるので、取り組む際の目安になります。「★4つ」レベルの問題をする、とか、「★3つ」以下の問題はとばすとか、効率よくできるようになっているのです。
「模試で点が取れない」場合には、こうした勉強ができているか、再認識してください。
高校生の英語参考書
2021年05月10日
各高校では、英語の参考書が指定されていますね。「チャート」や「VisionQuest」などでしょうか?
薄い教科書ではなく、分厚い参考書ですね。500~600ページあります。
で、それってあまり学校では使わないのですね。持っていくのも重いし、そもそもそれだけの量があるものを授業中にとりあげる時間もないでしょうし。ですから、基本は「自分でやっといて」、または、「長期休業中の課題」となります。で、買って綺麗なままの人もいるかもしれませんが、これこそ活用すべきですね。
高校の授業では詳しく説明してくれていないところも、詳しく載っています。また、練習問題もついているものもあります。また、教科書と連動して、例文が同じ、という参考書もあります。勉強しやすいのですね。
分厚いですから、見た目で、勉強する気が失せるかもしれませんが、充実した参考書です。学校で英文法を学習したときに、該当する部分を家庭学習するだけでも、かなりの力はつきます。
勉強会
2021年05月09日
今日は、中学生の「勉強会」を行いました。
「中間テスト」が近づいているからですね。「勉強会」は、強制参加ではありません。ずっと前から希望制です。家の方が集中して取り組める人は、家でやればいいのです。塾に来た方がはかどる人は、塾で。オンラインがいい人は、オンラインで。いろいろ選択できます。
基本は学校教材です。どの科目でも質問可能です。
今日は、英語、数学、理科、国語、と質問に答えました。いずれも、引っかかりやすい問題ばかりでした。
明日以降も、勉強会は続きます。高松高校、高松一高もテスト期間に入るので、高校生の自習も増えてきます。
高3生の質問
2021年05月08日
「先生、質問いいですか?」
「いいよ」
「この問題の解説の5行目までは分かるんですけど、6行目のところから分かりません。」
「どれどれ・・・。これね。」
というやり取りの後、疑問点を解消すべく説明するわけですが、だいたいの場合には、最後まで説明しません。
というのは、私が説明する途中で、
「あっ、」 とか、 「そうかっ、」
と納得して、それ以上説明する必要がなくなるからです。
そう口から出るということは、その解法を知っているわけで、解く際には気づかなかったということです。高1・高2の段階で学習している内容ですね。
ですから、高1・高2生には、特に、定期テストの際に、テスト範囲の問題は、完全に理解しておくように常に言っています。定期テストの時に、一夜漬けで勉強してしまったら、恐らくその先困ることになってしまいますので。
そういう意味でも、テスト前のみの勉強にならないように、日々の学習の重要性を説いています。ましてや、定期テストの過去問をやるなど、その場限りの勉強は、もってのほかです。
テスト範囲が分からなくても勉強はできる
2021年05月07日
「中間テスト」のテスト範囲が発表されていなくても、テスト勉強はできます。
明らかに言えるのは、4月の最初から今までに習ったところは、テスト範囲になります。通常は。
また、中1、高1は除きますが、前学年の3月に学習した内容もテスト範囲に含まれることが多いです。特に、中2、中3生は。
ということで、テスト発表を待たずとも勉強はできるのです。
そもそも、テスト前だからといって、テスト勉強を始めるようではいけません。日々、予習・復習・宿題に取り組んでいれば、テスト前にそんなに慌てる必要はないはずです。日々の学習に勝るものはありません。
勘違い
2021年05月06日
今は、高校生も中学生も、どの学年も部活があって、平日は夜の時間帯にしか、塾に来れない塾生が多いです。これは、仕方ありません。
で、夜に塾に来て、授業なり、自習なり、2~3時間の学習をする。勉強した気持ちになる。あ~、今日は勉強した!
確かにそうです。勉強したことには違いありません。正しいです。
ですけど、みんなそうですよね。塾に来てる人もそうでない人も、夜にしか、勉強する時間はないのです。今の時期は。だから、結局そんなに差はついてないのです。時間的には。
では、勝つにはどうするか? 勉強時間を増やすか、効率を上げるしかないですね。勉強時間を増やせるなら増やせばいいですが、学校での生活時間もありますから、そんなに睡眠を減らすわけにはいきません。もちろん、スマホいじってる時間は減らせるとは思いますが。
5分、10分といったスキマ時間を活用する、スマホに触れない時間を作って集中して取り組むなど、工夫が必要ですね。