塾長の授業日誌

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自己推薦入試

2024年11月06日

 公立高校の受験校決定に向けて、検討する段階になってきました。特に、自己推薦を受験するか、どうかです。

 

★ メリット

  ① 一般入試を考えれば、受験可能回数が2回になる。

  ② 第一志望を早期に受験できる。

 

★ デメリット

  ① 志望理由書、自己PR文の作成に時間を要する

  ② 競争倍率が高い

  ③ 自己推薦用の面接練習、自己PR文作成、受験等に要する時間が長く、その間、一般入試用の勉強が疎かになる

 

 

 メリット、デメリットは、他にもあるでしょう。第一志望が決まっていて、その高校に自己推薦入試があるなら、受験すべきでしょう。メリットを生かすべきです。

 

 逆に、第一志望が複数あって、どれにしようか決められない、また、成績が伸びてきている、という場合には、自己推薦を受験するかどうかは難しいところです。自己推薦で合格すると、必ず進学しないといけないですので。ですから、そういう場合には、一般入試のみで勝負するという手もあります。個々に状況は異なりますので、一概には言えませんが、現在順次面談でもご相談に応じていますので、ご希望の方はお早めにご連絡ください。


高松高校 or 高松一高

2024年11月05日

 各高校にはそれぞれいいところがたくさんありますので、それを比較することはできても、優劣をつけるのは間違っていると思います。ですので、それに関する記述はしません。そもそも同じものでなければ、優劣や順位は付けられないはずです。

 

 高松高校と高松一高が全く同じ授業内容をやって、進度も同じで、授業レベルも同じなら、比較して優劣を付けられるかもしれませんが、それはありえないことです。これは、他の高校同士でもそうです。

 

 ここで、記するのは、高校に入ってからのことではなくて、高校入試の段階でのことです。公立高校入試は問題が同じですので、得点によって一応の合格圏の推定はできます。

 

 高松高校の合格ライン付近の層と、高松一高の上位合格者層は、かなりダブっています。つまり、高松一高上位層は、高松高校にも合格できる、ということです。受験する段階で、どちらを受験するか、というのは決定が難しい場合があります。「どうしても高松高校」、「どうしても高松一高」という場合には、問題ありません。「高松高校の授業についていくのが大変なら、一高の上位にいたほうがいいのでは?」というのが一番難しい相談です。これは、一律には答が出せませんので、個別面談でご相談に応じています。


追う者は強い

2024年11月04日

11月に入り、「共通テスト」まであと2か月あまり。志望校にまだ届かなくても諦める必要はありません。合格するのに必要なのは、今の得点ではなく、入試当日の得点です。まだまだ日数があるじゃないですか。 大丈夫です。

 

マラソンでも駅伝でもそうですが、追うものの方が勢いがあります。1位の走者は、もちろん前を向いて走ってるのですが、ちょっと不安なんですよね。2位以下の走者が迫ってこないかと。だから、ちょっと不安になると、後ろを振り返る。その気持ちの持ち方、動作の分だけ、前を向いて走る力がそがれるのです。でも、2位以下の走者は、そんなことはありません。前を向いて走るだけです。それだけに専念できます。だから、ライバルの姿を走りながら目で確認して、1位を追い抜くこともできるし、勢いがあるので、一気に引き離すこともできるのです。

 

合格がたやすくない、と判断される状況で第一志望を貫いて受験する塾生は多数います。もちろん、合格に必要な点数などを伝え、不合格の可能性も伝えたうえでの受験になります。ですが、ほぼ合格につながっています。

今諦めると、一生後悔するのでは? と私はよく思います。 やりたいことに一生懸命努力してチャレンジしたことの結果については、後悔はしないと思うのですが、いかがでしょうか? 


高校受験と大学受験の違い

2024年11月02日

 香川県の公立高校受験は、当然ながら教科書準拠で行われるため、教科書内容をまずしっかり理解して、暗記、そして問題演習していくことが第一です。首都圏の難関私立高校並みの難問も出ませんから、難問を勉強する必要もありません。教科書に沿って、勉強すればいいのです。

 

一方、大学受験は違います。ここでは、国公立大学や難関私大の一般入試に限って話を進めますが、高校受験と比べると、勉強量が格段に違います。塾生にも毎年聞きますが、「10倍違う」という塾生もいます。そもそも比べられないという話も多いです。勉強の質も違いますから。

 

 高校受験は、はっきりいって、暗記で切り抜けようと思えば、暗記でどうにかなります。大逆転合格する塾生も多々いますが、最後は詰め込めるだけ知識を詰め込んで、合格できるのです。

 

 でも、大学受験はそれだけでは無理です。暗記はもちろん必要ですが、それを使いこなしていかなければなりません。例えば、数学で2次関数の問題でも、中学レベルなら解法を暗記すれば、まずどんな問題でも解けますが、大学受験では、答に至るまで、それなりの思考力が必要とされます。それは、場合分けだったり、文字の扱いだったり、さまざまですが、これは日頃から訓練しておかないと、テストでは使いこなせないのです。

 

 高校生が自習しているのを見ていると、教科書、問題集、辞書、参考書が山積みになっているのも珍しくないですが、そのくらいいろいろなものを参考にしながら勉強しないといけないのです。

 

 また、そうした学習内容を定着させるには、時間が必要です。1回、2回では定着しないものも多いですので、何回も繰り返すことになると、時間がかかります。ですから、高校生になると、それなりに勉強時間も必要なわけです。入試直前期の高3生は、土日なら普通に10時間とか自習しています。大変かもしれませんが、傍から見る限り、普通にやっています。

 

 だから、中3から高校1年になって、学習時間が減ったとか、1日に1~2時間とかしてないとかは、論外と思っています。そんな勉強では、授業についていけないはずです。ついていけたとしても、それは学校の授業についていけただけであって、全国のライバル受験生には並んでいるのでしょうか? 多分、並んでいないと思います。

 

 目指すのであれば、やはり全国から受験生の集まる大都市圏の大学を目指すべきです。それなりに必要な学力は高いはずです。それを目指すことによって、自らの意識も高まるでしょうし、狭い範囲での競争が意味ないことに気づくはずです。


「知らない」こと、「分からない」こと

2024年11月01日

 「知らない」ことは、いくら考えても正解は出てきません。頭の中に知識としてないのですから。

 「知らない」漢字は、書けません。

 

 小・中学生が口にする「分かりません」の中には、「知りません」と同義のものも多く含まれています。「知らない」と、「分からない」を区別することによって、そうした状況になったときの対処法は変わってきます。

 

 質問に答えるときも、知識を「知らない」場合には、教科書や参考書、辞書を自分で調べさせます。その方が身につくからです。「分からない」という場合でも、解法そのものを「知らない」場合もあるので、載ってるページを指示した上で、調べさせるほうが効果のあることも多いです。


放課後は意外に時間がある

2024年10月31日

 家庭学習する時間というと、夕食後の夜が多いと思います。中高生の場合、部活があると、必然的に夜になりますね。

 

 ですが、テスト前とか、部活引退後とかは、放課後の時間も使えるわけです。

 

 20時から23時まで勉強すると、3時間です。放課後であれば、16時30分から19時30分まででも3時間あります。今日も、高校生が16時30分頃からやってきて、19時30分まで自習していましたが、3時間できているわけです。放課後すぐの時間は活用すべきです。家庭ではなかなか取り組みにくいようですが、自習室なら来てすぐに「勉強モード」に入れます。帰宅後に家庭で取り組む場合には、まず「休憩モード」に入ってしまうから、放課後の時間が活用できないのです。


「定期テスト」前だけの勉強では・・・

2024年10月30日

「定期テスト」の2週間前だから勉強始める、ってのは、勉強に対する意識からして、ダメです。はっきり言いますが。

 

「定期テスト」前に勉強して、テストで好成績を取ったとしても、それは短期間の勉強の成果です。暗記に頼るところも大きいはずです。そして、短期間の暗記はすぐに忘れます。一方、長期にわたってやってきたことは忘れません。

勉強も毎日やっていれば忘れることはありません。というと言い過ぎかもしれませんが、少なくとも、0から勉強するよりかは、思い起こすのに時間はかかりません。ですから、大事なのは毎日継続してやることです。

しかも、一日のタイムスケジュールを決めてやることです。夕食後の20時から22時までは勉強、という具合に。それを決めないと、だらだらしてしまう原因になります。スマホもその間はOFFですね。

 

また、「定期テスト」前だけの勉強では、模試には対応できません。特に、高校生。難関大学を志望するなら、学校の宿題以外に、日々やるべきことを決めて、継続して取り組むべきです。しかも、それは「定期テスト」期間であろうとなかろうとやるのです。「定期テスト」対策は日々の予復習をやれば、ある程度はできているはずです。

 

「でも、そんなのできない・・・」という人もいるでしょうから、一つ私の経験談を。

 

私は高校生の時は毎日取り組むべき参考書、問題集のページノルマを決めていました。それはテスト中でも、同じペースです。ですから、テスト期間中に困らないように、「定期テスト」の勉強は、日々の勉強の中でやりこんでいました。そして、家に帰ったらまずやるのは、そのノルマです。それが終わってから学校の予復習、宿題をやりました。はっきり言って、そのノルマは、きつめに作ってあるので、正直学校の宿題をやる時間があまりなかったのです。学校の宿題はやっていかなければ…、と当時は思っていたので、結果的には集中して取り組めました。寝る時刻のことも考えれば、後に延ばすことはできないので、集中してやれたのだと思います。

 

家庭学習=学校の宿題 ではありませんので、それ+α を取り組む方法は、考えるべきだと思います。

 

 

 


「大晦日越年特訓授業」今年も行います!

2024年10月29日

恒例の「大晦日越年特訓授業」を今年も行います。今年で、27回目です。

年末年始という周りの雰囲気に流されることなく学習に取り組みます。

 

中3生は、1月6日の「第5回診断テスト」や、冬休み明けの「私立高校入試」にむけて、また、高3生は、1月18日、19日の「共通テスト」に向けて、学習に取り組みます。

 

過去26年連続満席の「大晦日越年特訓授業」への塾生以外の方のお問い合わせ、お申し込みは、こちらから  (塾生の方は別途ご案内します)

昨年度中3参加者の感想① 

昨年度中3参加者の感想②


高松一高は、今日から「中間考査」

2024年10月15日

高松一高は、今日から「中間考査」です。

今日もテスト終了後、午後1時過ぎから、一高生が来て、テスト勉強に励んでいました。

 

最近は、国公立でも「推薦」入試が増え、「調査書」の評定を基準にするところも増えています。それは、高1からの評定の平均を取る大学が多いので、受験学年になってからではなく、高1の最初から、手を抜くことなく、「定期テスト」の勉強をすることが大切になっています。

 

「定期テスト」で高得点を取るということは、学習内容が理解できているということで、「共通テスト」などの一般入試にも好影響を与えることにつながります。

 

やはり、日々の継続した勉強に勝るものはありません。TOP進学教室の高1・高2生の指導は、学校教材をまず確実に理解することをメインに指導をしています。そして、そのことが国公立大学、難関私大の合格につながっていきます。

 

実際、今春国公立大学に合格した塾生(大阪公立大医学部、愛媛大医学部、神戸大、九州大、広島大、東京学芸大など)は、高1・高2時は、学校教材をまず確実に理解する「難関大受験コース」を受講していました。

コースの詳細はこちらから  「難関大受験コース」、  「難関大受験コース(夕方)」

 

 


勉強は午前中から

2024年10月13日

高3生のサテライン受講生には、日々の学習内容をアプリに記録してもらっています。

勉強は時間が長ければいい、というものではないですが、「共通テスト」の科目数や、2次試験の難易度を考慮すると、今の時期、それなりに勉強時間が必要です。

「共通テスト」の過去問に取り組むにしても、60分で解いて終わりではなく、それの答え合わせ、解説で復習、教科書等で確認等をすれば、さらに60分以上はかかるでしょう。ということは、少なくとも1科目あたり2時間。

 

国公立理系の例で言えば、(  )内は試験時間

英語リーデイング (80分)

英語リスニング  (30分)

国語       (80分)

数IA       (70分)
数ⅡB       (60分)

物理       (60分)

化学       (60分)

地理       (60分)

 

過去問を解くだけでこれだけかかります。(2025年度入試より、出題数増加に伴い「国語」は10分増加、「数ⅡBC」は10分増加、そして、「情報」が新たに加わりますので、現高2生が来年過去問を解くには、さらに時間が必要になります)

 

この3連休は、フルに勉強に使えますが、1日の勉強時間が10時間超えているのは、やはり午前中から取り組んでいる場合です。午前7時台、8時台の記録からスタートしています。なかには、午前5時台も。朝型にしている塾生ですね。

 

休日だからといって、午前中ゆっくり、昼からそろそろと・・・、では、一日トータルの勉強時間は、長くはとれません。


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