演習授業
2012年02月29日
TOP進学教室は、「自立学習」で指導を進めています。「個別演習型指導スタイル」です。一斉指導は、中3の入試や
診断テスト向けの授業(土曜日午後開講)で一部行なっているのみです(学校の授業では取り扱わないような特殊な問題
の解法の説明がメインです。一人ひとり個別に説明すると、時間がかかってしまうので、時間の節約という意味合いもあ
ります)
なぜ、一斉指導をやらないのかというと、点数を取るのに必要なのは、問題演習だと思うからです。一斉指導は、「分か
る」ように授業をするのは当然です。でも、「分かる」だけでは問題は解けないのです。
最近、公道で、自動車教習所の教習車をよく見かけると思います。免許を持っておられる方ならお分かりだと思います
が、学科の教習で自動車の運転操作は学ぶと思いますし、ビデオなどでも確か操作を学習したと思います。操作につい
ては、「分かった」はずですね。でも、それでは自動車の運転は「できない」ですね。実際に練習しないとうまくなりません
し、その過程で失敗を重ねることによって運転操作や感覚を身に付けたはずです。
勉強も同じです。教えてもらって「分かる」だけでは、自力では「解けない」のです。「解ける」ようにしたいので、「問題演
習型」の指導にしています。TOP進学教室では、受身の姿勢で学習に取り組んでも意味がありません。自力で解けるよ
うに「考える」ことが必要です。 授業が終わった後、お迎えの車に乗り込むなり、「疲れた~」という感想をもらす塾生もい
るようですが、そのくらい一生懸命に取り組む必要はあります。
今日も中2生が、数学の証明問題に取り組んでいましたが、かなり難しい問題でした。でも、必死で自力で考えていまし
た。助け舟を出そうかと思いましたが、「先生、言わんとって。もうちょっと自分で考えるから・・。」とのことだったので、その
ままにしておきました。30分後に正解に至りました。かなり難しい問題でした。入試でいうと、最後の証明問題レベル、い
やもうちょっと難しいかもしれません。
新年度、TOP進学教室は、さらに「自立学習」の度合いを高め、「考える」力の養成に力を注ぎます。