個別演習型
2012年04月26日
TOP進学教室の授業は、「個別演習型」です。「自立学習」とも呼んでいますが、個々に問題演習を行なうことで、弱点
を発見し、間違いを直し、さらに練習をする、レベルを上げる・・・、という学習法です。間違いがあれば、個々に説明を加え
ます。 一斉授業が塾のスタイルだと思っている方が多いと思いますが、私はそうは思いません。
例えは良くないかもしれませんが、自動車の教習所を考えてみてください。学科の授業は、一斉授業だと思います(最
近は変わってるのかもしれませんが、私が免許取ったころはそうでした)。 一方、路上教習は、当然、個別にマンツーマ
ンで指導です(これは変わっていませんね)。 学科の教習では、交通規則も教えてくれますが、自動車のことも確か教
えてくれたはずです。ですが、それだけでは自動車には乗れないと思います。やはり、実際にハンドルを握って、路上教
習をして初めて、自動車に乗ることができます。そして、指導を受けるにつれ、技能も向上していきます。運転操作が間違
っていれば、教官がブレーキを踏みますし、時には、ポールに接触することもあります。でも、そうしたことを経験すること
によって、「この場合には、もうちょっと早めにハンドルを切ればいい」とか、「ブレーキはあの辺りから踏めばいい」とか学
んでいくわけです。
TOP進学教室の「個別演習型」の授業は、まさしく路上教習です。間違ったら、その原因を突き止め、修正し、練習を積
み重ねて、問題が解けるようにしていきます。生徒の理解状況を把握しながら、次の課題を出していきます。ですから、み
んな同じ課題に取り組むわけではありません。それぞれにふさわしい課題です。
今日の授業でも、それぞれ違った内容を学習していきました。 中1では、分配法則、四則計算など、中2では、文字式
の計算、等式変形、文字を使った説明など、 中3は、展開、因数分解、素因数分解、それらを使った説明など です。
問題を解く量はそれなりに多くなります。自ら、学習に取り組む姿勢が必要です。 テストでは、問題を解いて答えを出す
わけですから、問題演習型の授業は有利です。毎日がテスト勉強ですから。テストに出やすい問題をやっています。一
斉指導型の場合と比べると、数倍から10倍くらいの問題量の差は出ると思います。証明問題でも、1日に10題以上は普
通に解いていきます。もちろん、途中過程はすべて一人ずつチェックして、正しくない表現は直させます。中途半端は認
めていないのです。日頃の学習で中途半端な状態で取り組んでいるのでは、テストの時にもそのような中途半端な解答
になってしまいます。
新入塾生の場合には、こうした点を徹底させるのに、時間がかかるのは事実です。ノートの使い方が適切でない場合も
ありますし、そもそも問題慣れしていない場合が多いので、指導に時間がかかります。自己流の学習を修正するのは大
変です。ですので、入塾するのであれば、早めをおすすめしています。入試直前だと間に合わないこともありますので、
状況を判断して、入塾をお断りする場合もあります。理想を言えば小学生からの通塾がふさわしいです。なぜなら、自己
流の学習が固定していない場合も多いですし、仮に固定していても、修正しやすいからです。