情報収集
2012年05月17日
今年の高校1年生から、理科・数学の教科書が新しくなりました。他の教科に先行しての改訂です。教えるほうとして
は、教える内容の若干の変更と、順番の入れ替わりなので、そんなに戸惑いはありませんが、受験に向けて、準備は始
めるべきでしょう。
というのは、入試で必要な科目は変更されるところもあるからです。特に、理科は、例えば、化学では「化学基礎」という
科目がありますが、これで入試に使えるのかどうか、それとも使えないのか、そうした情報は、受験生(今の高1)自身が
収集すべきものです。中学校のときの進路指導は、学校の予定に従っていればどうにかなったかもしれませんが、高校
の場合は、自分で調べることが前提です。願書も自分で書きます。取り寄せるのも本人です。大学情報を手に入れるた
めに、オープンキャンパスに参加するのも自分で決めますし、それ以前に、どんな大学があって、どんな学部があり、ど
んな内容を学習できるのか、自分で調べるのです。
手段はいろいろあります。大学案内を取り寄せる、インターネットで調べる、情報誌で調べる、などです。まずは、ここに
時間をかけてほしいのです。費用もかかるかもしれませんが、必要な費用です。行きたい大学が出てくれば、実際にその
大学まで足を運ぶ。オープンキャンパスに参加するのもいいでしょう。直接その場に行って体験するのが一番いいので
す。それで、印象が悪かったり、自分がやりたいこととのズレが判明すれば、候補から外せばいいのです。参加して無駄
だったと思うかもしれませんが、そんなことは何も知らず受験して、合格し、大学生になって、そのことが判明したのでは
取り返しがつきません。
三木高校1年生は、「中間テスト」終了後に、履修計画を立てなければなりません。ベストの計画が立てられるように、
大学のことをしっかりと情報収集しておきましょう。