決める
2012年07月09日
進学に関していえば、いろいろ「決める」ことが多いです。
高校入試であれば、公立か私立か、普通科か職業科か、全日制か定時制か、進学目的か就職目的か、など。大学入
試であれば、文系か理系か、国公立か私立か、県内か県外か、推薦入試か一般入試か、などなど。 それを決めるの
は、親子での相談になると思うのですが、なかなか決まらないという場合もあるようです。親子での意見の相違、これは
話し合うしかないと思うのですが、さまざまな情報を知らないことによる決定の遅れもあるようです。
例えば、大学入試では、国立、県立、私立の授業料の違い、入試制度(指定校推薦、公募推薦、私立大のセンター利
用入試など)の違い、大学で学べる内容などです。 ですが、これらは調べれば分かることです。ですので、どちらかとい
うと、情報を調べるのが遅い、という原因です。高3になってから調べるなんていうのは、論外ですが、高1・高2の段階か
ら調べておかなければなりません。もちろん、入試情報は毎年変わります(入試方式や科目など)ので、調べた内容がそ
のまま受験時まで通用するとは限りませんが、おおまかな内容は当てはまります。志望大学に合格している塾生は、や
はり、志望大学の決定が早いですし、情報もいろいろ調べています。高1・高2の段階から、「オープンキャンパス」に行っ
てますし、「大学祭」にも足を運んでいます。今年の春に、慶應大学や早稲田大学に合格した塾生も、こうした行事には行
っています。やはり、準備が早いほうがいいのです。
「決める」には、その判断材料が要ります。その材料が多ければ多いほど、他との比較検討ができ、慎重な判断ができ
ます。ですから、情報を得るために、さまざまな手段を使うべきだと思います。ただ、これは、子供達だけでは無理です。
やはり、保護者も協力して、早めに着手すべきです。塾生との保護者面談をしていても、その準備については、大きな差
を感じます。準備が早いほうが、合格率も高いように思います。
この夏は、是非、こうした情報の収集に努めて欲しいと思います。