「夏期講習」でどこまでやるか?
2012年07月19日
今日も、「夏期講習」のお問い合わせを数件いただきました。ありがとうございます。あいにく満席の学年、コースでした
ので、ご意向に添えませんでした。申し訳ございません。
実は、今年の夏休みは例年よりも2日長いのをご存知でしょうか? 7月21日からスタートして8月31日まで、というの
が公立小学校、中学校のスタンダードな夏休みでしょうが、今年は、9月1日が土曜日なので、2日(日)までが「夏休み」
のはずです。もう一度、学校からの日程表で確認してください。もちろん、高校は、8月下旬から2学期が始まるところも多
いので、そういう高校は長くはないです。
ということは、今年の夏休みは、44日間あります。約1ヵ月半です。この間、部活三昧も過ごし方の一つでしょうが、TO
P進学教室の考え方としては、これはおすすめしません。というか、認めていません。部活に参加するのは全く問題あり
ません。問題なのは、部活メインの生活になってしまうことです。
部活も一生懸命にやって、勉強も一生懸命にやる、これがベストでしょうが、現実には、部活メインになってしまっている
場合がよくあります。解決方法は、2つです。1つは、勉強量を増やす、もう1つは、部活を減らす、です。当たり前の解決
法です。しかしながら、部活を減らすというのは、現実問題、無理でしょう。 ですから、勉強量を増やすしか方法はあり
ません。
TOP進学教室でも、一生懸命に部活を頑張ってる塾生は多いです。ですが、勉強も頑張っています。家では集中でき
ないので、自習室に来て頑張ってる塾生も多いです。毎年、四国大会や全国大会に出場する塾生がいますが、みんな時
間を作って勉強しています。
部活を引退してから、「さあ勉強やるぞ!」と思っても、実はすでに手遅れという場合もあります。それはそうでしょう。部
活をやってたなら分かるはずです。日頃の練習をしないで、試合に勝てるでしょうか? いくら技能があって、素質に恵ま
れていても、練習しないと勝てないはずです。プロの野球選手やサッカー選手だって、日々練習はやっているのです。そ
れと同じことが勉強にも言えるのです。
部活と勉強の兼ね合い、これは永遠の課題と思いますが、重要なのは、保護者の関わり方だと考えています。子供達
は、自分のしたいことをやりたいのです。ですが、その方向性を支持、または修正できるのは、保護者です。なぜなら、子
供よりも長く生きていて、それなりに人生経験も豊富です。自らの経験も踏まえて話せるのです。子供は、この先どうなる
のか、というのはあくまでも予想しかできません。保護者の方が、今後の見通しを示すべきだと思います。
ただ、保護者の言うことを聞かないので・・・、という話もよくあります。そういう時は他の方の協力を得るのも一つの方法
です。私でも協力はできます。より客観的な話ができるのは間違いありません。
「この夏休みに頑張る!」といっても、「部活(だけ)を頑張る!」のでは学力は上がることはないと思います。「勉強(も)
頑張る!」という強い意志をもって取り組むべきです。
「夏期講習」受講生の募集は、残席わずかです。進学塾ですので、「部活(だけ)を頑張る」という方は受講をお断りして
おりますので、ご理解よろしくお願い致します。なお、「部活も勉強も頑張る」という方は、もちろんウェルカムです!!