香川県立三木高校合格のための勉強法 【その2】
2012年09月05日
昨日の「診断テスト」が終わって答案が返却された頃だと思いますが、今日は、「三木高校」合格のための勉強法をちょっとだけヒントを含めてお伝えします。
前回は、「推薦入試」のことについてお話しましたが、今日は、一般入試についてです。文理科、総合学科とも、入試本番での得点は、「傾斜配点」の仕組みが取り入れられています。
文理科なら、英数国から2教科、理社から1教科の計3教科は、通常配点(50点満点)の、1.5倍(75点満点)になります。総合学科では、英数国理社から1教科が、通常配点(50点満点)の2倍(100点満点)になります。
注意すべきは、これらの選択は自分で行うのですが、選択科目の決定は、出願時であるという点です。つまり、出願時には、傾斜配点の科目を決めて出願しなければなりません。普通に考えれば、得点できる科目を選ぶのですが、その「得点できる」基準は何ですか? 「診断テスト」の点数で判断されますか? 大多数の方はそうされますが、私はそれは間違っていると思います。
その理由は、「診断テスト」と「入試」は、出題傾向が異なるからです。 例えば、英語では、「診断」では長文問題は1題ですが、入試は2題です。ということは、時間配分も異なってくるのです。ですから、「診断」の点数だけで、「傾斜配点」の科目を決めるのは、非常に危険です。
では、何を基準に決めるのでしょうか? ここまでのお話でもうお分かりだと思いますので、記しませんが、入試にはそうした作戦も必要であることも知っておくと有利です。