塾長の授業日誌

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先を見据えた学習を

2012年10月10日

 中3生は、明日が「第3回診断テスト」、高3生は、「センター試験」の出願が今週金曜までと、受験が近づいてきていま

す。受験生に限らず、小学生・中学生・高校生を指導するときに留意していることは、「先を見据えた学習」になるように指

導することです。

 

 「テストがあるから、そのテストに向けた指導をする」、これは塾の指導の一つですが、これだけではないと思っていま

す。「点が取れればそれでいい」というのなら、簡単です。過去問でも、予想問題でも片っ端からやらせればいいのです。

それで点数はとれると思います。ですが、それでは、実は入試には対応できません。「定期テスト」は、範囲が決まってい

て、それほど難しい問題も出ないので、そのような学習でも何とかなるものです。ですが、「診断テスト」や「実力テスト」と

なると、そのような対策はなかなか効果が出にくいものです。日頃の学習の積み重ねがやはり大事です。「定期テスト」前

だけの勉強では、こうしたテストは突破できないのです。

 

 ですから、「先を見据えた学習」の大切さを指導することが重要なのです。今だけでなく、目標に向けた学習、合格のた

めの学習です。中学生の場合には、高校合格がゴールではないことも指導します。ご存知のように、高校受験用の勉強

よりも、高校での日々の学習のほうが難しいのです。合格して気を緩めてしまっては困ります。高校合格は、あくまでも通

過点であって、ゴールではありません。その点をはきちがえてしまって、部活に熱狂する生徒もまれにいますが、なかな

か高校の勉強がうまくいきません。それは、高校合格をゴールととらえてしまっているからです。

 

 TOP進学教室の指導は、「自立学習(個別演習型指導)」形式ですが、高校生になったときに大きな威力を発揮します。

自分で学習する術は身につけているからです。ですから、日々の学習を行える技術は持っています。できないとすれば、

それは時間不足とか意欲の問題と思います。

 

 TOP進学教室の指導は、最終的には大学合格を目標においています。これは、小学部・中学部の指導でもそのような

観点から指導を行っています。中3生の指導でも、高校の授業内容の話を頻繁にしますし、場合によっては高校内容も

教えています。

 

 今年度からは、小学部の指導を強化しています。来年度は、さらに強化します。中学生になったときにトップレベルにな

るための指導です。

 


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