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「冬期講習」6日目

2012年12月27日

 今日も寒い一日でした。ただ、風邪気味の塾生はあまりいない様子で、授業の欠席者はいませんでした。

 

 さて、今日は、中3生に順次、「香統模試」の成績を返却。答案も一緒にチェックしながらの返却なので、1時間近くかか

りましたが、個々に、学習すべき点は指示しました。まだ返却していない残りの塾生には、明日以降、授業時に返却しま

す。

 

 その際にも話したことですが、「一度間違った問題は、必ず解けるようにする」、これだけを徹底してやれば、ほとんどの

高校には合格できます。極論すれば、塾通いも不要です。敢えて言いますが、塾生に限らず、一般の中学生・高校生に

不足しているのは、「徹底してやりきる勉強」です。「徹底してやりきる勉強」とは、「暗記事項は、確実に覚える」「できなか

った問題はできるようにする」「分からないものは調べる、聞く」勉強です。←成績がトップレベルの生徒でも徹底はできて

いないことが多いです。

 

 「塾で教えてもらう」、そういう姿勢で塾通いしても、時間とお金の無駄使いです。まず必要なのは、家庭学習の時間。そ

して、「やりきる勉強」。 TOP進学教室の「自立学習」は、それを身に付けるための指導法です。 できない問題は、でき

るように何回でもやります。←これを嫌がる生徒もまれにいますが、それでは伸びないのです。大きく成績が向上してい

るのは、間違ったところをできるまでやっている塾生です。宿題をごまかしてやってくるような場合には、成績が伸びるは

ずがありません。(ちなみに、宿題をごまかしているかどうかは、宿題を見た瞬間に分かります!)

 

 成績を返却した後、中3生にも言いました。「必要なのは、塾に来ることではない。塾に来るだけで、成績が上がると思う

な。自分の力で、できない問題をできるようにすることが必要。その際の手助けをするのが、塾である」と。 

 

 もちろん、「やりきる勉強」を実践して、成績が向上している塾生は多数います。再確認の意味で、中3生に言った次第

です。

 

 

 それに、「やらされ勉強」をして、幸いに高校に合格しても、その力は「実力」ではありません。高校では、中学校時代の

何倍ものスピードで難度の高い内容を学習しなければなりません。毎年、進学高に進んだ塾生たちは言います。

 

 「中学校のときの勉強なんて、あんなん勉強とちゃう。  単なる暗記や。」

 

 そうです。中学校時代の勉強は、暗記で済むものが多いのです。だから、「やらされ勉強」でもどうにかなります。高校

は、暗記も必要ですが、それ以上に、自分の力で考えることが要求されるのです。

 

 TOP進学教室が目指しているのは、高校に進学しても困ることのない学習法の習得、やりきる勉強法の習得です。「

理想論だ。」と批判を受けることもありますが、私は理想を追求します。そして、高校生、大学生、社会人になっても、「や

らされる」人間にはなって欲しくないのです。自主的に自ら考え、動けるひとになってほしいのです。それもあって、大学受

験は、東京の大学を受験すべし、一人暮らしをしろ、就職は県外で(後でUターンはOK)、ということを頻繁に言います。

私自身がそうでしたし、それから得たものは大きかったからです。いろんな事情で、県外はダメという例も多いのです

が、自立心を育て伸ばすなら、やはり県外の大学に進学すべきです。 近畿でもいいのですが、近すぎてすぐに戻って

来れます(笑)。 完全な自立ではないですね。 もちろん金銭的な自立は、社会人になってからになると思いますが、奨

学金は借りるべきです。大学進学に目標を持たすためです。

 

 すみません、脱線が甚だしいですね。 自ら行動できるひと を育てたいので、今の指導形式にしてるのです。「やらさ

れている」だけではダメなのです。

 

 

 では、12月31日24時まで、今年も残り4日間、全力で指導に当たります。


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