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平均?

2013年03月01日

 「平均点を超えた」ことで、そのテストの受験者の上位半分にいることに満足することもあると思うけど、それが「校内」の

テストであれば、あまり意味がない。

 

 例えば、大学受験を考えたら、校内だけの母集団の平均点は、大学受験では全く意味がない。「平均超え」をしても、全

国の水準と比べたら、平均よりも下かもしれないのである。だから、比べるなら全国規模の模試で比べるべきである。全

国規模の模試となったら、それなりに問題は難しい。

 

 大学受験で、国公立大学や難関私大を目指すなら、学校の定期テストのレベルを超えた勉強をするべき。「推薦入試を

受けるから、定期テストを重視します」という話もよく聞くが、国公立の推薦は、それなりに倍率も高い。絶対に合格すると

いう保証もないし、校内選考で校内の誰かに負けることもありうる。その時になって(高3の9月~11月)、一般入試用の

勉強を始めても間に合わないのである。だから、「推薦入試」での合格を目指している場合でも、一般入試レベルの勉強

はすべきなのである。定期テスト向けの学校の宿題や予復習で、1日の勉強が終わり、では、一般入試は難しい・・・。

 

 高校入試での成功体験(合格)から、半年くらいでの勉強で何とかなる、と考えてる高校生もたまにいるが、それは甘

い。国公立大学の2次試験の問題を一度見てみればいい。当然、記述問題がほとんどである。

 

 今日から3月。高校生は、3月は学校の授業があまりないはず。今こそ、自分の目標とすべき大学受験のレベルを再確

認すべきである。


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