塾長の授業日誌

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失敗

2013年04月16日

 「失敗」は、いけないことだろうか?  最近、たびたび考える。

 

「失敗」するよりも「成功」するほうが好ましいのは確か。だけど、「失敗」することから得られることもたくさんあるように思

う。特に、最近は、子供に関して、過保護になってる面もあるように感じる(スミマセン・・・)。失敗しないように、いろいろ策

を講じるのは構わないけど、成功体験しかないと、万一失敗したときのダメージが大きいように感じる。

 

 自動車の教習所は、教官が助手席に乗って指導してくれ、最悪の場合には、ブレーキを踏んでくれるので、ちょっとは

安心。教官の言う通りにやっていれば、運転はできる。ただ、自分ひとりで運転するときにはそうはいかない。自分の判断

しか頼るものがない。その時に、過去の失敗体験があれば、「ここではこうじゃなくて、こうすればいい」などど、自分で考

えて行動できるはずである。(それを考えると、教習所内での教習時にわざと「失敗する」ことを教えてくれた教官がいたこ

とも納得できる。)

 

 大きな失敗は困るけど、ちょっとの失敗から得られることは多いのではないだろうか?  失敗を恐れず、チャレンジして

成功しなかったとしても、得るものは大きいはずだし、次のチャレンジにもつながるはずである。チャレンジしての失敗は、

「失敗」ではないはず。

 

 勉強でも同じ。「こうやって勉強してみよう。」「このやり方でやってみよう」と、自分で決めてチャレンジするのは大いに構

わない。成功しても、失敗しても、得るものは大きいはずだから。


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