買い物するときに・・・
2014年01月28日
夕食に備えて買い物するときに、今晩のメニューが決まってると、必要な食材は決まるわけで、「あれ買って、次はこれ買って・・・」というふうに、売り場を移動するにも次の売り場が分かってるので、無駄なく移動でき、買い物もスムーズですよね。
でも、メニューが決まってないと、売り場を移動しながらメニューを考えて、「今日は○○にしよう!」と決めたはいいものの、すでに通り過ぎてしまった売り場に戻って必要なものを買わなければならないこともあるでしょう。メニューを決めるまでに、バーゲン品に飛びついたり、おいしそうなものを買ってみたりで、結局余分なものも買ってしまうかもしれません。
私も「今晩のご飯何がいい?」と聞かれることありますが(私の場合「深夜食」になってしまいますが・・)、「何
でもいい」と答えたら怒られます(笑)。そう言う時は、「本当に、何でもいい」と私は思ってるんですけど、準備する方からしたら、答になっていないのだと思います。
学習も同じです。将来就きたい職業、入学したい大学(学部)が具体的であればあるほど、その実現に向けての道すじは、はっきりします。医師になりたいのであれば、大学の医学部に進まなければなりません。そのためには、高校では、理系を選択しなければなりません。医学部に進学できるようにするには、どのくらいの高校に進学しないといけないかが分かります。その高校に合格するには、中学校の成績がどのくらい必要か、その成績を取るためにはどのくらい勉強しなければならないか・・・・、とどんどん決まってくるのです。
なかなか決まらないと・・・・、もうお分かりですね。書くのをやめておきます。
でも、「何になりたいかよく分からない・・・」という場合もあるでしょう。そういう時は、いろいろな経験が必要だと思うのです。職業体験、書物を読む、新聞を読む、社会人の話を聞く、オープンキャンパスに行く・・・。そのほかにもあるでしょう。そうした経験の中から、自分が将来就きたい職業って、徐々に決まってくるのではないでしょうか? 「知らない職業に就きたい」とは誰も思わないはずです。 「食べたことのある食べ物」の中から、自分の好きな食べ物、嫌いな食べ物って分かれてきます。それと同じだと思うのです。まずは、より社会を知ることが大切ではないでしょうか? 社会を知る、際には、保護者の方の協力が必要です。是非、お子さんのために、時間を割いてほしいと考えています。