高校よりも中学、中学よりも小学校から
2014年03月14日
高校入試が終わり、大学入試も終わり、発表を残すだけになりました。この段階になって後悔なんてしてる塾生はいない
と思いますが、例年こう思います。
「早めに勉強するに限る。」
と。
高校生の段階になると、英数国の力ができている状態で高校に入学してきます。それが強固であればあるほど、高校の
学習内容も理解が進みます。中学も同じで、小学校のときの国算の力があればあるほど、理解が進みます。英語もそうで
しょう。だから、小学校のときから国算については、学力をつけておくのがベストです。「勉強ばかりやらせる」という意味で
はありません。日々の継続した学習が第一です。毎日ドリルをするとか、1週間で2冊読書するとか、ですね。そのくらいの
時間は確保すべきでしょう。また、理科や社会のことを考えれば、家族でいろいろなところに出かけるのもいいでしょう。旅
行という意味ではないですよ。動物園でも、公園でも、近くの川とか山でも構いません。自然に触れることで多くの体験は
できるはずです。動植物の名前を教えることもできるでしょう。 買い物に行くことだって、立派な勉強です。野菜や魚は、
季節によって売られているものが違うこともありますよね。完成品である食事を食べるだけでなく、野菜や魚を目にすること
は大切でしょう。
忙しい保護者もいらっしゃると思います。その場合には、図鑑も活用できます。最近は、カラー版でよく分かる図鑑が売ら
れています。社会や理科の勉強に多いに役立ちます。小学生向けのものです。図鑑の正式な名称を忘れてしまいました
が、シリーズ化されていて、私もよく眺めています。「そうなんだ~」と思うようなことがぎっしりです。図や写真が多いので、
見やすいですよ。一度、書店の図鑑コーナーで眺めてみてください。楽しいですよ。
小学生、中学生、高校生を指導していて感じるのは、「小学生は、理解が速い」ということです。 中高生に比べると、まだ
多くの知識がないからかもしれませんが、教えたことはどんどん吸収していきます。よく覚えていきます。
ですから、小学生の時にしっかりと勉強すべきだと思います。机上でも、それ以外の場でも。 もちろん、体を動かすこと
も大切ですよ。