差を知る
2014年11月05日
医学部・薬学部、容易く合格できる学部ではありません。これは皆分かってることです。でも、そこを志望するなら、
自らの実力と、ライバルとの実力差を知っておかなければなりません。
具体的には、校外模試の偏差値で知ることもできますし、合格判定で知ることもできます。そこで、十分、差を実感できる
はずですが、それを縮めようと努力することは必要だと思うのです。問題が「難しい」のは当たり前です。競争しているわけ
ですから。普通の問題なら、差はつかないのです。ですから、差が付くように難しくなる。それを解けるように、勉強しなけ
ればなりません。
大都市圏の中高一貫校は先取りで授業を進めていますが、それはそうした問題を解くための時間を確保するためでも
あるのです。でも、そうではない地方の高校生はどうするのか? 入試問題に対応すべく勉強するしかありません。正直、
時間が足りないのです。
高3が近づいてからどうこうしようというのではなく、高校に入ったらすぐに、いや、中学校の段階から、それは考えてお
くべきことだと思います。差は歴然としてあります。以前も書きましたが、大多数の高校で受験している校外模試には、
強豪の中高一貫校の生徒は、受験していないことも多いのです。受験当日になって初めて姿を現すライバルです。
高松高校生、高松一高生、通学に時間がかかるなか、よく頑張っていると思います。部活も皆頑張ってますしね。
三木高校生、定期テストも近づき、勉強のスイッチは入りましたね。でも、時間はもっと作れるはずですよ。時間があり
余って、逆に無駄にしていませんか?