要注意
2014年11月11日
センター試験対策で、問題演習をしている高3生には毎年注意していることがある。
過去問演習では、問題がないのだが、各出版社から出されている「実戦演習」型の問題集を解くときには注意が必要で
ある。
特に、過去の模試を集めて構成してい問題集の場合、実践型で非常に使いやすいのだけれど、その得点には注意する
必要がある。なぜなら、その収録された模試がいつ実施されたのか、によって難易度は変わってくるからである。例えば、
5月に実施された模試の場合、高3生はまだ部活もあるときなので、受験勉強に本格的に入っていないこともあるので、
本番よりもかなり易しめに作ってある。その模試を解いて、「90点取れた!」と安心するのは、ちょっとマズイと思う。
模試を収録した問題集には、実施した模試の時期も載っているので、それを確認することが絶対に必要。
ということは、本番の過去問よりも、そうした問題集は、易しめの問題も載っているので、過去問を当然ながら解いて、
本番レベルに慣れておく必要がある。