昨日に続いて
2014年11月18日
昨日に続いて、質問の仕方です。 私は基本的には、質問に来た塾生には、塾生自らの言葉で説明させるようにして
います。
「先生、この問題のここからが分かりません。」
「え~っと、どこかな。これね。その前のこの式はどうして、こうなると思う?」
「前の式を変形して、もう一つと連立すれば、交点が出ると思います」
「そうだね。交点がでれば、座標が分かるよね。そしたら、他に分かるところはない?」
「え~と、辺の長さが分かります。そうか、分かりました!」
というような具合で、最後まで教えなくても、ちょっと誘導するだけで、自分で解決できること多いのです。もうそれ以上、
教えなくてもいいですよね。自分で分かったわけですから。
最初から最後まで教えるのが親切丁寧な指導かもしれませんが、「分かる」だけで留まるように思うのです。大切な
のは、自力で解けるようにすることだと思います。ですから、極力、自分で考えることを重視しています。その点が、親切
丁寧な他塾との違いかもしれませんが、「自力で解ける」ことを目標としている以上、このスタンスは変わりません。