国語
2015年04月21日
「国語が苦手なんですけど・・・」という相談が、ここ数年来増えてきています。事情を聞いてみると、さまざまや原因が考えら
れますが、ほとんどの場合に共通するのは、「問題の解き方を知らない」ってことです。
国語にも、解法はあります。問題文そのものは、その時々で違いますが、解法はあります。数学で、数字が違っていても、計
算のやり方は同じなのと似ています。その解法をこれまで教わっていないから、解けないのだと思うのです。学校の授業で
は、解法は教わりません。学校の授業は、基本的には問題を解いていく授業ではないはずですので。
ですので、まずは解法のルールから教えます。それが身についていないと、解けないですからね。ルールを知らずに、野
球は出来ませんよね。それと同じです。
数多くこなすことよりも、その解法のルールを使いこなせることを優先します。問題を解くときに、常に解法手段として、頭
の中に思い浮かぶように。 それができるようになると、数をこなす練習になります。
ただし、語彙不足の場合には、文章が読めない、理解できない場合がありますので、語彙力を強化することが必要です。
これを重要視されない方がおられますが、実は、最重要視すべきです。中学レベルの文章は読めても、大学入試レベル
の文章になると、太刀打ちできない場合がありますが、ほとんどの場合には、語彙力が不足しているのです。