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模試

2015年05月15日

 高3生になると、月に1回以上のペースで、高校で校外模試を受験することになります。(高校によってその回数は違いますが)

 

高1・高2のときと比べると、成績の偏差値は下がることが多いです。これには、いろいろその理由があります。仮に自分

自身の実力が下がっていなくても、偏差値は下がることがあります。 なぜなら、母集団が変わるからです。

 

高1・高2時の模試は、高校で強制参加となってる場合が多いです。ところが、高3生になると、国公立大学志望者や

私立大学の一般入試を志望する受験生は、模試を受験しますが、専門学校進学者や推薦入試志望者は受験しない

者も出てきます。また、これはあまり知られていませんが、大都市の中高一貫校は、前倒しで授業を進行しているので、

そういった校外模試を受験していないところも結構あります(希望者のみ受験している場合や、一つ上の学年の模試を

受験している場合もあります)。ところが、高3になると、そうした模試を受験してきます。そして、そうした中高一貫校の

生徒は成績上位者です。 

 

 つまり、高1・高2時よりも、成績下位層が減り、上位層が増えます。受験者の成績層が上位にシフトしますので、

実力が変わっていなくても、偏差値は下がることがあるのです。

 

 もちろん、成績を向上させていけば、偏差値が下がることはないですが・・・。


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