転換
2015年07月07日
2020年大学入試改革に関して、最近いろいろ考えていますが、これまでの常識は通用しなくなるのではないかという感が
強いです。
一例を挙げれば、中学生のテスト。大学入試には直接は関係ないのかもしれませんが、いずれは影響が出てくると思って
います。定期テストは、範囲が狭く問題もどちらかというと基本的。まじめに勉強すれば、点数は取れます。現状は、それを
用いての入試制度。どちらかというと覚えればどうにかなるテストです。詰め込めばOKみたいな感があります。ですが、
改革の流れから予想すると、それに加えて、思考力も要求されてくるのではないかと。もしかしたら、定期テストも、半分は
これまでどおりで、残り半分は、思考力を試す問題が出るかもしれません。しかもそれが、評価の対象になる。ということ
は、思考力を身につけることが必要になる。もちろん、理解に必要な基礎的な内容は覚えなければなりませんが、それ
+α の勉強が必要だろうと・・・。 これまでのいわゆる「テスト対策」だけでは、通用しなくなるかもしれません。
覚えたら済む、という問題ではないのです。