実は、諦めも肝心!
2015年11月17日
勉強するときには、「できるまで、解けるまで」ということを頻繁に塾生に言っていますが、実は、「諦めも肝心」なのです。
日頃の勉強のときに諦めるという意味ではないですよ。
テストのときの話です。
制限時間内ですべて解ければいいのですが、特に、数学の場合、考えるのに時間ばかりかかってしまって結局解けず、
それが点数に結びつかないということがあります。そこにこだわり過ぎて、他の問題にかける時間が短くなってミスが
出たり、また見直しが十分にできずに、基本的な問題で点を落としてしまい、大幅に点数を下げてしまったりということ
もあります。
満点取るのが理想ですが、テストでは、そうそう満点を取れるものではありません。個々で目標点数が異なるので、
一律にはいえませんが、例えば、「10点分は、解けなくて捨ててもOK. 残り40点分を確実に取る」 という戦法も
ありなんです。解けない問題は後回しにして、解ける問題をまず確実に取る、それから、残った時間でどれを解くかを
考える。 点数積み上げ型です。 中3生の「診断テスト」や「入試」では、大きな威力を発揮しますよ。