200点の壁
2016年12月25日
中3生の「診断テスト」で、合計200点前後の得点の場合、高松高校にするか、一高にするか、三木高(文理)にするかで悩む場合が多いです。ですが、得点を上げれば、そんな悩みは解消するわけです。
「200点の壁」と私は呼んでいますが、200点をなかなか超えられない場合には、勉強のやり方を再確認する必要があります。正直なところ、各教科40点くらいは、ちょっと勉強すれば取れますし、ちょっと暗記すれば取れるのです。ですが、それ以上となると、それなりに勉強しないと解けない問題なのです。
数学であれば、動点、関数の応用、証明、規則性など、理科であれば、化学変化、仕事とエネルギー、電流などの計算問題を、これまで避けていた、または、解けるまで勉強してこなかった場合には、「200点の壁」は超えられません。逆に言えば、こうした内容がスラスラ解ける塾生は、200点は余裕で突破しています。突破すれば、210点、220点に到達するのは、困難ではありません。
数学や理科の問題を、深く考えることなく勉強してきた場合、言い換えれば、定期テストレベルの問題が解けることで満足していた場合には、即刻、考え方を改めるべきでしょう。これは、高校入試を突破するためだけのものではなく、高校の学習にも当てはまることです。