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どうして今の高校に進学したのか・・・

2017年02月01日

 高校生になって、中学3年の受験勉強時よりも家庭学習時間が少ないのは問題です。内容がはるかに難しくなっていて、予習復習の時間がかかるはずです。それなのに、時間が減ったとしたら、それはどこかにしわ寄せがいくわけで、理解力、得点力の低下につながっていくと予想されます。

 高1の秋ごろまではどうにか成績を維持するものの、その後一気に急降下して、入塾の問い合わせが増えるのも事実です。原因は明らかで、勉強時間不足です。勉強していないからできないわけですね。高校受験時の学習の貯金があるので、高1の最初は成績はあまり変わらないんですね。7月の全国模試もどうにか維持できる。それが秋頃からは、高校内容が難しくなり、貯金を使い果たして、模試でも通用しなくなる。高校の授業も分からなくなる・・・。

 

 まず学習時間を増やすことが第一です。何をどのように学習するかは、個々によって違うので、ここでは書きませんが、まずは、日々の予復習は欠かせません。

 

 例年、この時期から一気に勉強ペースを上げて、成績が上昇する、いや上昇し続ける塾生がいます。共通しているのは、勉強時間を増やす、毎日塾に来る、という点ですね。

 

 高1の10ヶ月間、勉強の手を抜いていたとすれば、元に回復するのに、半年はかかるでしょう。なぜなら、それまでの穴埋めもしながら、日々高校で進んでいく内容の理解、定着もしなければなりませんので。ですが、それがきちんとできれば、上昇気流に乗って、上手くいきます。楽して成績が上がることはないですので、指示したことを指示通りに取り組めば、の話です。

 

 今の高校に進学したのは、「大学受験」のことを考えて選んだはずです。であれば、優先すべきは、大学受験に向けた勉強ではないですか?  部活とか、遊びとか、両立できればそれはそれでいいのですが、仮に現在両立できていないとすれば、今後両立できる可能性はあるのでしょうか? ある程度は、周りの大人も判断すべきで、アドバイスも必要でしょう。ズルズル時間だけが経過するのは、まずい気がします。


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