新中3生が知っておくべき事実(内申点 編)
2017年02月02日
新中3生も、入試まであと1年になりました。そろそろ受験勉強について、どうしようかと考えられておられる保護者の方も多いと思います。
香川県の公立高校一般入試の合否判定基準は、調査書(いわゆる内申点)と、当日の学力調査の点数の2本立てです。
当日の入試の点数は、そのまま合計するだけで、50点×5教科=250点満点です。(三木高校は、傾斜配点がありますので、若干異なります)
調査書の点数は、よく言われるのが「中3の点数が重視される」ということで、これはほとんどの保護者の方がご存知かと思います。実際、その通りです。
中1 5段階×9教科=45点満点
中2 5段階×9教科=45点満点
中3 英数国理社 5段階×2×5教科=50点満点
保体・技家・美・音 5段階×4×4教科=80点満点 中3時の合計は、50+80=130点
3年間の合計 45+45+130=220点満点
以上より、中3時の比重が全体の約60%。 ですから、よく言われるように、中3時の内申は重要です。
ですから、「中3は頑張ろう。」って言うのは当然ですし、その通りです。
ですが、もっと知っておくべき事実があります!!! これは意外に知られていないことです。数字をよく見れば、分かることではありますけど。
衝撃の事実です。
「調査書の点数は、5教科よりも、実技4教科の方が配点比重が高い!!!」
では、計算します。
1年次 5段階×実技4教科=20点満点
2年次 5段階×実技4教科=20点満点
3年次 5段階×4×実技4教科=80点満点
3年間の実技4教科分の合計 20+20+80=120点満点
では、5教科分は、合計から差し引いて、 220ー120=100点満点
5教科:実技4教科=100:120 で、実技4教科の方が比重が高いのです!!
しかも、中3時の、実技4教科の全体に占める割合は、80÷220=0.363・・・ 約36%
調査書の3分の1強は、中3の実技4教科分なのです!!
ですので、5教科だけ勉強するのではなくて、実技4教科も重要なのです。