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アウトプット

2017年05月05日

 今日も、午前9時から「勉強会」スタートしています。

 

 中1生は、テスト範囲が狭いので、「もう勉強が終わってやることがないので、帰ってもいいですか?」なんて、聞いてきたりします。でも、教科書を持ってこさせて確認します。教科書から問題を出すと、そのうちの何問かは答えられないものが出てきます。これは全員ですね。まだ、中学生流の勉強に慣れてないので、仕方ないです。教科書に目は通しているんです。要は、頭の中にインプットは完了してるわけです。小学校なら、それでもテスト勉強は十分でしょう。でも、中学校以上では、やはりアウトプットの練習が必要なんですね。

 いくらインプットしても、それが答として、アウトプットできないなら意味がない。「えーと、なんだっけ・・・。さっきやったんですけど・・・。」では、アウトプットできてない。練習量が足らないわけです。

 

 正直、インプットは学校の授業を真面目に受けていれば、できます。足らなくても家庭学習で補えます。ですが、なかなかアウトプットの練習って、できないんです。家庭学習では。そこで、TOP進学教室の授業では、そのアウトプットメインの演習を中心にしています。問題を解いて、間違っても構いません。それを次に解けるようにすればいいのですから。それの練習の場が授業です。

 運動系の部活で例えたら、毎回の授業が「練習試合」です。普通は、練習試合が終わったら、翌日以降にその練習試合で見つかった課題を修正していくわけですが、TOP進学教室の授業では、間違いがあったら、すぐにその場で修正させて、正しいものを身につけさせます。次回に回さないです。あるとすれば、修正したものを次回の授業で再確認、ですね。

 

 ですから、問題演習の時間はある程度必要です。中学生の場合、毎回2時間20分(延長希望者は2時間40分)が、1回の授業時間です。長いと言われますが、私からしたら、「まだまだ短い」。部活があって、翌日の学校があるから、妥協しての2時間20分です。 本当は、土曜日とか日曜日に6時間くらいの授業をやって、徹底的に鍛えたいのですが、部活があって無理ですね。

 

 こういうアウトプットの練習を積み重ねることによって、勉強のやり方、というか、工夫も身につけられると思います。ただ単なる真似とか、一夜漬けは、すぐ忘れ去ってしまいます。試行錯誤しながら会得したことは、自分のものにできると思っています。


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