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途中式

2017年05月26日

 中1、高1生とも、数学の内容が本格化してきました。

 

 中1生の場合には、正負の数の乗法除法の混合計算、四則計算あたりから、正解率が下がり始めます。間違っている原因の多くは、符号の誤り。途中で誤っているものもあれば、最後で誤っているものもあります。で、ほとんどの場合が、途中式がきちんと書けていないのです。暗算でやりきろうとして、ミスする。だから、算数が比較的得意だった子に多いミスです。「できた!」と思ったのに、いざ答あわせすると、「あれっ?」みたいな・・・。

 

 高1生の場合には、やはり、文字による場合分け(方程式、不等式)あたりからミスが増え始めます。これまた、数学が得意だった生徒に多い。暗算でやりきろうとしますが、場合分けが複雑で頭の中で処理しきれていないのです。やはり、過程は書かないと・・・。これに、絶対値記号が入ってくると、さらにミスが増えます。絶対値不等式なんか、途中の場合分け、数直線を用いての解の確認は書かないと無理でしょう。それを暗算ではやりきれないと思いますよ。仮に暗算でやりきったとしても、高校数学の答案としては、減点対象です、途中の過程がないのは・・・。


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