「宿題終わった」
2017年07月12日
各中学校、高校とも、順次、夏休みの宿題が指示されているようです。
夏休みが始まる前に、「できるものはやっちゃえ」とばかり、取り掛かっている人もいることでしょう。
もちろん、それは良いことです。後延ばしにせずに、早めに取り組むのは。
ですが、「宿題が早く終わった」ことだけに満足しているようでは、いけません。
大事なのは、「終える」ことではなく、「理解し、解けるようにすること」です。解けなかった問題は、調べたり、聞いたりして、自力で解けるまでやりきることが大切です。ですから、早く終わっても、「解ける」ようにするには、それからさらに時間はかかるはずです。
また、「宿題を終え、理解して、解けるようにした」ならば、それからは、自らの弱点補強や得意科目を伸ばすことに時間をつかうべきです。学校の宿題は、ほとんど一律に出されているでしょうから、内容的に、レベル的に、自らの実力と多少の過不足はあるはずです。「難しすぎる」とか、「易しすぎる」とかですね。それを補う勉強が必要ということです。
そして、それが自らの力を伸ばす方法であることに気づくべきです。