暗記
2017年08月30日
各高校の夏休みの宿題で、例文や構文を覚える、という宿題がよく出されています。
単に問題を解くだけなら、誰でもできるし、分からないときは答を見て、納得することも可能です。でも、それで終わりでは、意味がありません。要求されているのは、「例文や構文の暗記」です。そのための練習としての宿題のはず。手を抜いて、暗記までやらなかったとしたら、その場は困りませんが、後々、ジワジワと影響が出てきます。
例文や構文を知らないとできない並べ替え問題や、英作文。これらが解けなくなります。また、長文の中でもそうした類の表現が出てきますが、読み取りにくくなります。全体的に影響が出てくるのです。
英語が苦手という場合には、そうした覚えるべきことを覚えていないことが原因であることも多いのです。覚えるには時間が必要です。反復にも。だから、時間的にも余裕のある、高1、高2時に課題として出されているのですが、その取り組み方が甘い生徒がいます。すべて暗記するくらいでないとダメ。