中学生のときの勉強は、「勉強」ではない
2018年03月22日
中学生のときの高校受験勉強を振り返って、高校生がよく言います。
「中学生のときの勉強は、勉強じゃない。単なる暗記や。」
表現がこの通りではなくても、同じ意味のことを揃って言います。それだけ高校生の勉強が難しいということを言いたいのかもしれません。
中学校のときはあまり勉強していなくても、あるいはテスト前に勉強するだけで、そこそこ点数がとれていたのに、高校生になっても同じような勉強のやり方を続けて、一気に成績が下がる場合があります。テスト前の勉強だけとか、一夜漬けとか、それが通用しないのですね、高校の学習内容は。仮に、そうした勉強のやり方が、定期テストでは通用しても、範囲の広い模試になると、恐らく通用しないです。
成績が低迷していて、「何したらいいですか?」という問いが発せられる場合のほとんどは、日々の家庭学習ができていません。まずは、家庭学習の時間を取り、高校の宿題、予習、復習をやることです。それを習慣にするだけで、成績は多少なりとも向上します。
最近の報道でも問題になっていますが、スマホの使い方。所持して使うのは全く問題ないと私は思います。便利ですし。ですが、勉強するときと、スマホを使うときをきっちり分けるべきです。学校や塾で学習しているときには、スマホなしでも学習できるのですから、同じことが家庭でもできるはずです。
集中して家庭学習する習慣を身につける、これが高校生のみならず、中学生にも必要と思います。