塾長の授業日誌

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例年のことですが・・・

2018年06月09日

 高1生は、高校に入学して2ヶ月。高校の勉強が、中学の勉強とは大きく異なることに、戸惑いながら勉強している感があります。

 

 3月の春期講習前に行った「高校学習ガイダンス」で、そのギャップを事前に伝えていたはずなんですが、現実に直面すると、あまりのギャップに驚いているようです。

 

 中学校内容であれば、塾で全部授業で教える時間的余裕もありますが、大学入試に関する内容を授業ですべて教えることは時間的に不可能です。ある程度は自学が不可欠です。高校生になったら、高校入試の時以上に、自学の時間は増やすべきです。ですから、高校からも、指定参考書の課題が出されていると思いますが、それは自学で学んで欲しいという意味だと思っています。

 

 ですから、高校や塾で、単に授業を受けて理解しました、では通用しないわけで、それを踏まえてどれだけ自学に取り組めたかで、結果は大きく異なってくると思っています。

 

 高校で成績が伸び悩んでいる場合のほとんどは、勉強時間不足です。自学不足ですね。高校生が新規に入塾する場合の面談で、「塾の授業に来る回数は減らしてもいいので、その代わりに自習に来てください」と、普通の塾なら言わないようなことも平気で私は言います。まず何が必要かを判断した上で、そう言っています。


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