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後期は受けてみるべき

2019年02月26日

 国公立前期試験が終わりました。

 

 ほとんどの場合、後期試験も出願していると思うのですが、中には、「後期試験は倍率が凄いから受けても受からない」と思ってる受験生も多いはずです。確かにそうなんですが、前期試験の合格者は受験しないこと、私大に進学することを決めて後期試験を受験しない人もそれなりにいること、などの理由から、倍率は下がります。

 出願締め切り時に発表されている倍率は、  出願者÷募集定員   ですが後期試験当日は、欠席者が半分以上いることも多いため、実質倍率である  受験者÷募集定員  は下がるのです。

 

 年度にもよりますし、大学学部にもよりますが、後期試験の実質倍率が1倍台のところもそれなりにあります。

 例えば、昨年の広島大学工学部第3類【後期】は、募集定員8名のところ、出願者は42名。で、当日の受験者は9名。合格者は8名です。実質倍率は1.1倍。

 もっと極端なのは、同じく昨年の広島大学理学部地球衛星システム【後期】は、募集定員4名のところ、出願者は13名。で、当日の受験者は4名! 合格者は4名です。 実質倍率は1倍。

 

 極端な例ですが、他にも見てたら、中四国でも、後期の実質倍率1倍台は結構あるんです。

 

 受ければ絶対に受かるというものではないですが、思ってる以上にハードルは下がる、ということです。


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