途中式を書く(見直せるように)
2019年05月25日
「どこで間違ってるのか分かりません・・・」
と言って、数学の質問に持ってくる。
そういう場合のほとんどは、途中式がいい加減なのである。どこからどこへつながってるのか判別できない。当の本人に聞いてみても、本人も分からないときもある。
途中式はあとから見直せるようにきちんと書くべきである。自分でも分からないような式を書いたら、見直しなんてできない。テストや入試では、自分で間違いを見つけなければならないのに、それができないような途中式では困る。
だいたいは、早くやろうとして一部暗算でやってしまい、ミスをすることがほとんど。しかもそのミスを自分自身で探すことができない。早いのはいいけど、正確さがやはり要求される。
そうしたミスが多い場合には、答え合わせもいい加減なことが多いし、テストでは、答え方の間違いや、解答欄の間違いをすることが多い。1つ1つ指差し確認するくらいでないと、この癖はなかなか直らない。