場合分け
2019年05月26日
高校1年生の数学で、文字係数による「場合分け」の問題に入ってきた。
高校の数学では、この「場合分け」ができるかどうかで、点数も大きく変わってくる。
不定不等式や不定方程式の問題であるが、「なぜ場合分けが必要であるのか?」という点を理解しておかないといけない。ただ単に、類題を真似てるようでは、理解しているとは言い難い。
こうした「場合分け」の問題を解くことによって、過程を記すことの重要さに気づくはずだし、高校数学が中学校数学とは別物だということが分かるはずだ。 どの教科にも言えることだが、中学校時代の勉強のやり方は、高校の勉強には通用しない。
よくこの日誌にも書く表現だが、「高校受験のときの勉強は、勉強じゃない。単なる暗記。」である。これは、一生懸命に勉強している高校生なら皆感じることである。(実際に塾生に尋ねてみると、賛同してくれる)
感覚的には、「高校の勉強は、中学校のときにした勉強の10倍くらいやらないといけない。」はずである。