一般教養というか、常識は必要
2019年05月27日
受験も含めて、学習を進めていく上で、教科書で学んだ内容だけでは、実は問題は解けません。
一般教養というか、常識というか、そういうものは必要です。大学で学ぶような一般教養という意味ではありません。表現が難しいですが、社会生活上、知っておいたほうがいい、と思われるような知識です。
例を挙げれば、「地球温暖化が進んでいる」、「日本では、少子高齢化が進んでいる」、「香川県の人口は100万人より少なくなった」、「昼の長さが一番長いのは6月22日頃の夏至の日である」、「日本海側は冬に雪が多く降る」・・・などです。国語や英語の長文の題材として出てくることもありますし、国語の作文、英語の英作文の題材にもなりえます。また、大学入試の小論文、面接の題材にもなりうるのです。
上記の内容は、もちろん教科書にも載っています。小学校の教科書にも載っています。時事的な話題は、新聞やニュースでしょうか? 単に、テストの為だけに覚えるのではなく、日常生活の中で幅広く知識を吸収しようとする姿勢は大事だと思うんですね。 それが、音楽や美術、芸術、スポーツであったとしても。
こうした知識の吸収の為に、お金をかける必要はありません。これまで通りの日々の生活の中で、接する機会を意識して増やしていけばいいだけです。
見かけた自動車のナンバーが「三河」だったら、それってどこ? って考えて調べるだけでもいいわけです。
大学入試の小論文や面接があるからといって、その対策に直前になって、新聞を読み始めても、誰でもが知っている、その時の断片的な知識しか入ってきません。日頃から、そうした知識を吸収しようとして意識している方が、より多くの知識も身についているし、それについて考えることもできるのです。
点数に即つながる訳ではありませんが、実はそうした知識こそ、問題を考え、解く上では、大きなはたらきをしていると思います。