途中式がいい加減
2019年06月06日
言っておきますが、「いい加減」とは、「良い加減」の意味ではないです。
毎年そうであるが、中1、中2生の数学の計算の途中式は結構いい加減であることが多い。累乗の正負も間違ってるし、連立方程式ならば、加減法で解いた後の符号も逆になってる。だけど、そのミスが複数あると、なぜか正しい答になってしまって、答合わせで、最終の答だけを見れば、○になってしまうのである。
最終結果だけを見ていれば、○がついて、理解できているように思うけど、実際には間違ってるので、理解はできていない。累乗や符号が間違ってるのだから。
最近も、答あわせした後のテキストやノートを見てるけど、生徒の目の前で間違いを指摘することも、まあまあある。そうした指摘をされたなら、本当は理解できていないのであるから、もっと途中式は丁寧に書くべきである。
「いや本当は分かってますから、テストの時は大丈夫です」
と、自信ありげに言って、本番で大丈夫だった、という例はない。