場面想像力も必要
2019年06月11日
中学生の小説や詩の読解問題を解くときに、場面の想像力は必要だと思うんですね。
例えば、「ごうごうと鳴る滝の音」 とか、「空一面晴れわたる」 とか、「静けさが染み入る」 とか、それを読んで頭の中にパッと情景が浮かんでくると、文章も読みやすくなるし、その表現に隠された作者の想いも汲み取れるようになるはずです。
これはあくまでも理想ですが、そうした情景をいろいろ体験しておくと、パッと浮かんできやすくなるでしょう。いろんな場所に行けば、そうした体験はできます。ですが、距離的、時間的な制約もありますので、どこへでも行けるわけではありません。ですから、テレビとか本とか、スマホとか、そういったものでもいいので、いろんな場所、景色、写真、資料などを見ておくのは有用であると思っています。