入試問題が易しすぎる
2019年08月17日
「香川県公立高校」の入試問題は、簡単です。易しいのです。
難しいとか、易しいという基準は、他の県と比較して、です。教科にもよりますが、暗記でパスできてしまう教科もあります。
ですけど、高校に入学したら、高校の勉強内容との難度差についていけなくなる例もそれなりにあります。それなりの大学進学を目指して勉強するなら、高校では暗記だけでは太刀打ちできないからです。
また、大学入試の仕組み自体が大きく変わっていく中、香川県の高校入試の問題傾向は、ほぼ変わってません。(変わるかもしれませんが) 他県では大きく変わってるところも多いのです。大学入試では、そうした他県の生徒とも争うわけですから、その辺り、心配な点ではあります。
かといって、全体的に問題レベルを上げてしまうと、困る場合もあるわけで、今の制度を維持しつつ、より前向きに改善するなら、高校独自問題を一部作成して(全教科でなくてもよい)、それを解かせればいいのです。これは、他県でもすでに以前から行っていることです。高松高校や、高松一高などでは、今春の入試問題なら、受験生間の点数の差はあまりなかったと思われます。ミスで合否が分かれるような例もあったかもしれません。まあ、そういうことも含めて入試だ、と言われれば反論できませんが、受験生の力を伸ばし、大学受験でも大きく実績を上げるなら、そのくらいのことは必要かと思います。それに、「入試」は、「入学者選抜試験」」ですから、差がはっきりつくような問題で「選抜」してもいいのではないかと・・・。