きちっと確実に基本問題を正解する
2019年08月27日
日頃、採点をしていて思いますが、高得点を維持するには、基本問題を確実に正解することが必要です。難問を正解する実力よりも、基本問題を確実に正解する力の方が必要なんです。
「難問を正解できる力があるんだから、基本問題なんて正解できるのでは?」と思われるかもしれません。確かに、基本問題を正解する力は十分にあります。ですが、これが、時間制限のあるテストになると、状況が変わってくるのです。高得点を、いや満点を目指している場合、それなりのスピードで解いていかないと、最後の問題まで辿り着きません。ですから、最初の計算は、さっさっと片付けたいのです。ですが、ここに落とし穴があります。スピードを重視するあまり、ミスしやすいのです。易しいにもかかわらず・・・。そこで犯したミスに気づかず、後半の難問を解いているうちに、見直しもできずに、時間終了・・・。
で、結果返ってきて、「あれっ?」ってなるわけです。 難問を正解していても、最初の基本問題で間違っていたら、帳消しです。やはり、最初の基本問題は、丁寧に正確に解くべきですね。ゆっくり解いても、たいした時間はかかりませんから、あせらずに解くべきです。