「定期テスト」前だけの勉強では太刀打ちできない!
2019年11月19日
「定期テスト」の2週間前だから勉強始める、ってのは、勉強に対する意識からして、ダメです。はっきり言いますが。
「定期テスト」前に勉強して、テストで好成績を取ったとしても、それは短期間の勉強の成果です。暗記に頼るところも大きいはずです。そして、短期間の暗記はすぐに忘れます。一方、長期にわたってやってきたことは忘れません。例えば、歯磨きの方法を忘れたことがある人はいないと思います。無意識にできますね。それは、毎日やってるからです。
勉強も同じで、毎日やってれば忘れることはありません。というと言い過ぎかもしれませんが、少なくとも、0から勉強するよりかは、思い起こすのに時間はかかりません。ですから、大事なのは毎日継続してやることです。
しかも、一日のタイムスケジュールを決めてやることです。夕食後の20時から22時までは勉強、という具合に。それを決めないと、だらだらしてしまう原因になります。スマホもその間はOFFですね。
また、「定期テスト」前だけの勉強では、模試には対応できません。特に、高校生。難関大学を志望するなら、学校の宿題以外に、日々やるべきことを決めて、継続して取り組むべきです。しかも、それは「定期テスト」期間であろうとなかろうとやるのです。「定期テスト」対策は日々の予復習をやれば、ある程度はできているはずです。
「でも、そんなのできない・・・」という人もいるでしょうから、一つ私の経験談を。
私は高校生の時は毎日取り組むべき参考書、問題集のページノルマを決めていました。それはテスト中でも、同じペースです。ですから、テスト期間中に困らないように、「定期テスト」の勉強は、日々の勉強の中でやりこんでいました。そして、家に帰ったらまずやるのは、そのノルマです。それが終わってから学校の予復習、宿題をやりました。はっきり言って、そのノルマは、きつめに作ってあるので、正直学校の宿題をやる時間があまりなかったのです。学校の宿題はやっていかなければ…、と当時は思っていたので、結果的には集中して取り組めました。寝る時刻のことも考えれば、後に延ばすことはできないので、集中してやれたのだと思います。
家庭学習=学校の宿題 ではありませんので、それ+α を取り組む方法は、考えるべきだと思います。