環境で左右される
2019年11月20日
人は周りの環境で左右されます。 「自然環境」という意味合いで使ってるのではありません。特に、学校内の「環境」ですね。「意識」と言ってもいいかもしれません。
それは、特に高校で顕著です。
高松高校、高松一高、三木高校(文理)では、高校入試の際の得点の差は、各高校間で10点から20点くらいでしょう。ですから、そんなに大きい差ではありません。
ですが、高校に入ったら、学習内容は雲泥の差があります。校内実力テストの問題を見れば、明らかです。レベルが大きく違います。当然ながら、日々の授業レベル、進度、課題等も大きく異なっています。ですが、それは中学生にはなかなか分かってもらえません。当然ですが。なぜなら、中学校では同じ教科書を使っているし、クラス間の差もないし、他の中学校でも同じことをやっているからです。私も中学3年生の授業で毎年言いますが、なかなか分かってくれませんね。実感がわかないみたいです。
ですから、難関大学を目指すなら、より難関大学を目指すライバルの多い高校に進学して、その環境の中に身を置くことが大切に思うわけです。「受かりそうなところに下げて、受験しようかな」という気持ちは分かりますが、その段階ですでに勉強のモードは下がってます。ましてや、「下げて受けて、高校に入って頑張って大学入試でリベンジする」というのは、かなり難しいです。中学校の内容で得点できないのに、高校の内容で勝ちに行くのはほぼ無理です。ですから、下げるのではなく、頑張って勉強してそのまま受験すべきだと思っています。
話がそれましたが、身を置く環境が大切ということです。校内で平均が取れてるからといって、安心してはいけません。それが、全国平均以下の場合だってあるのですから・・。