2020年度公立高校入試問題分析 【理科】
2020年03月13日
今日は理科です。
問題1 A (1)平易
(2)平易
(3)水と砂のあたたまり方の違いに関する問題。砂の方があたたまりやすいことは知っていると思われるが、それを密度と関連付けて答えるのは、難しかったかもしれない。
B (1)平易
(2)a 平易
b 半年後には、地球も金星も移動していることに着目する。半年後の位置さえつかめれば、見え方は容易に答えられる。
問題2 A (1)a 平易
b 最短の時間を求めるので、脳での判断は0.1秒、速さは90m/sで計算する。
伝わる長さは、75+25+25+55=180㎝=1.8m
0.1+1.8÷90=0.12
(2)平易
B (1)平易
(2)平易
(3)平易
(4)平易 Bの問題は基本なので、易しい
C (1)平易
(2)平易
問題3 A (1)平易
(2)実験Ⅰのビーカー内に追加で溶かすことに注意。
(3)平易
(4)Dが塩化ナトリウムと示されているので、正解は導きやすいはず
(5)水100g と 水5g では比較することができないので、どちらかに合わせて計算して求めるか、比を使って求める。
B (1)平易
(2)平易
(3)香川県公立入試に頻出問題。例年並みの難度。酸素の質量から比例計算すればよい。
問題4 A (1)平易
(2)平易
B (1)ばねを40cm引くことになるから、速さで割って求める。
(2)平易
(3)間違いやすい問題。よく考えないと間違える。
(4)平易
(5)計算は必要だが、丁寧に計算すれば、公式通りなので、容易に求められる。
C (1)平易
(2)平易
(3)平易
(4)並列回路で、20Ωの電熱線に流れる電流を求める。そうすれば、電熱線Xに流れる電流も求められるので、抵抗も分かる。
(5)平易
【全体】 例年通りの出題。平易な問題は、だれでも解けるレベルの問題なので、差がつきにくい。一方、計算問題は、問2A(1)、問3A(2)(5)、B(3)のように差がつくと思われる問題もある。その他の計算問題も含めて、計算問題で得点差がつくように感じる。また、問題文が14ページまであるので、速く問題を読み取る力も必要。時間配分を考えて、できる問題から速く解く練習が不可欠。