塾長の授業日誌

HOME › 塾長の授業日誌 › ラジオ

ラジオ

2020年04月23日

 ラジオは、国語力を伸ばすには威力があると思っています。テレビやインターネットは、メインは映像を見ています。音は補助的な役割だと思います。だからテレビやパソコン、スマホの画面を「見る」わけです。ですから、「見る」ことで内容を理解しています。極端に言えば、ニュースなどは、音声がなくても、映像を見ていればなんとなく内容は理解できます。

 ですが、ラジオは、音声のみですから、音声から話の内容を想像しないといけないのです。ふさわしい例が思いつかないので、こんな例を挙げてみますが、

 「一度書いた原稿をコウセイしながら・・・」という表現があった時に、「構成」なのか、「校正」なのか、で全く違った中身になります。そういった、音声を聴きながら瞬時に変換していく練習がラジオではできます。語彙力の問題ではありますが、語彙力があるとそれができますが、十分でない場合には、そうはいかない。要は、場面の想像力ができるわけです。これは、国語の小説とかでも同じで、文章を読んでその場面を想像できるか、どうかですね。その想像の場面が違うと、答えも違ったものになってくるわけです。国語では、文字はありますが、映像はありませんので。


ホームページからのお問い合わせはこちらから。お電話でのお問い合わせは087-898-4223(授業・面談を最優先するため、授業・面談時間中は電話に出られない場合があります。留守番電話にて用件を承ります。)

このページの先頭へ