学校の授業と塾の授業の違い
2020年05月27日
休校期間中、塾での学習はほぼ通常通りでしたので、学校の進度よりもかなり先を進めています。ですが、それだからといって、それが有利とは思っていません。また、塾生にもそう思ってほしくないです。
塾の授業が学校の授業にどうやっても負けるところがあります。簡単に言えば、指導にかける時間、です。学校の教科書では、数学なら、どうやってこの公式が生まれてくるのか、理科なら実験をやってそこからどういう法則が生まれるのか、というところにかなり時間をかけて指導するのです。それが、塾では指導時間の制約上、その部分を端折って指導せざるをえないことが多いのです。まあ、使い方だけを知っていれば、ありきたりの問題は解けるのですが、公式を導き出しなさい、とかの問題になると、なかなか手が出ないこともあります。
ですから、「先に進んでいて分かってるから学校の授業は適当に聞く」なんていうのは、やってはいけないことです。今までは知らなかったことを知るチャンスですし、それを知ることによって、今までは「型」にはめてやっていたことが、それに頼らずにできるようになるかもしれないのです。
塾に行ってるからといって、学校の授業を軽視するのは大きな誤りです!!