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大学受験では、こんな出会いもある

2021年01月15日

何十年も前の私の話です。

大学受験に向けて勉強していた高校生の頃、今みたいに塾や予備校がなかったですから、勉強のメインは高校の授業でしたし、家庭学習では、通信添削もやってました。それと、「ラジオ講座」。通称「ラ講」です。

「旺文社ラジオ講座」という名称だったと思いますが、毎月テキストを本屋で購入して、予習の上、ラジオで授業を受けるのです。テキストは800円くらいだったと思いますが、暗記集みたいな付録もたまに付いていて重宝しました。買いそびれると困るので、書店に取り置きしてもらっていました。

ただ、ラジオは文化放送か、短波放送しかなくて(たんぱ、って分かりますか?)、しかも深夜。確か、23時30分とか0時台の放送です。今みたいに、容易に録音できるラジカセとか持ってなかったので、一発勝負です。寝てしまったらアウト。ほぼ毎日聞いて、勉強していました。

出演するのは(といっても声だけ)、大学教授とか、予備校の先生で、地方在住者からしたら、「凄い先生」ばかりでした。そうした先生は、参考書もたくさん出版されていて、それを購入して勉強した科目もあります。例えば、「寺田の数学鉄則」とかですね。

で、まあ一生懸命に「ラ講」を頑張って、大学に現役合格したわけですが、ここで、驚愕の事実に遭遇するわけでした。

 

当時、どの大学でも、外国語は第1外国語で英語、第2外国語でその他の言語(私はドイツ語選択しました)を学習しました。1年次英語は、週に90分授業×4コマで、先生がすべて違っていました。ドイツ語も週に90分授業×2コマで、これも先生が異なっていました。語学は出席番号順にクラスを割り振られるので、授業や先生を選ぶことはできません。入学した時点で、受講する授業は決まってるわけです。

 

で、最初の英語の授業に行って、心臓が止まりかけました!

なんと、「ラ講」で、私が受けていた授業の先生が、そこにいたのです。

シラバスには、担当の先生名は載っていましたが、苗字だけだったので、分かりませんでした。

驚きです!!

授業が終わって、先生のところに行き、その旨話したら、「あっそうなのね」って言われただけでしたが、まあその先生にとってみれば、よくあることだったのだと思いました。

 

 

そして、もう一人、この方も英語の先生で、「ラジオ講座」で授業を受けていました。また、当時、テレビ番組にも出演されていましたので、有名な方でした。その先生とは、今から10年くらい前に、英語のゲームソフトのキャラクターとして、一緒に出演(?)、登場(?)、させてもらいました。まさか同じゲームソフトで共演できるなんて・・・。

 

以上は、私の話ですが、大学受験の勉強で頑張っていればこういうことも起こりえるということです。特に、最近は、テレビ番組にも、難関大学の学生はよく出演していますので、そうした人たちと同じ大学に行けるチャンスもありますし、入学後に同級生がテレビ出演、なんてこともあるわけです。

自分の可能性を広げるためにも、大学受験で難関大を目指すことは大切と、実体験を元にして言い切れます。


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