季節を感じることも大事
2021年02月22日
先日ある小学生が話しかけてきました。
「先生、冬休み頃は塾に来る時は真っ暗だったのに、最近まだ太陽が出ていて、明るくなっています。」
これって、大事なんですよね。日々の生活の中で感じること。
同じ午後6時なのに、どうして日によって太陽が沈んでいたり、まだ出ていたりするのか、またそれによって、気温がどう変わるのか、なんていうのを自分で考えるようになると、理科もそうですけど、いろんな点で、力を発揮してきます。
長年、小学生を指導してきて思いますが、いろんなことに興味関心があると、文章を読んで理解するにも、すっと入っていく場合が結構あるのです。国語の文章でも、歴史や理科的な内容の場合には、そうした分野に興味関心がある生徒は、読みやすくなるし、答も導きやすくなります。それは、音楽や、スポーツでもそうですね。
そういう意味でも、小学校の間は、興味関心の幅を広げるために、習い事や旅行、そして買い物でさえも、一緒に連れて行って欲しいと思っています。コロナの為に、思うようにはならない状況ですが、Web上で確認するとか、図鑑を見るとか、でも構いません。
机上の勉強だけではない体験が小学生には必要に思います。中学生、高校生になると、興味関心が偏ってしまっていることが多いので、そうなる前にいろんなことに触れてほしいです。