新中1生が3月にやっておくべきこと(算数)
2021年03月03日
新中1生が3月にやっておくべきこと、【算数】編です。
中学生の数学を教えていて、伸びる生徒と伸び悩む生徒には違いがあります。
それは、
「割合をきちんと理解できているかどうか」
です。
例えば、
「仕入れ値が500円の品物に4割の利益を加えて定価を決めましたが、セールで2割引きで売りました。利益はいくらでしょう?」
とか、
「今年のA町の人口は、昨年よりも2%減って、4900人でした。去年の人口は何人ですか?」
というような問題をスラスラ解けるようなら問題はありません。
また、割合と関連する「速さ」の問題でも、
「9kmの道のりを秒速5mで進むと何分かかりますか?」
というような問題がスラスラ解ければ問題ありません。
要は、文字式や方程式の文章題の時に、小学校レベルの「割合」「速さ」が使いこなせないと、答に至らないのです。方程式に関しては、立式すらできません。
ですので、中学校に入学するまでの約1か月の間で、小5、小6で学習した「割合」「速さ」そして、それとも関連する「比」を徹底的に復習しておくといいでしょう。余裕があれば、面積、体積もやっておきましょう!