英語の教科書改訂(中学生)
2021年04月13日
中学生の教科書は、4月から改訂されています。
影響が大きいのは、英語です。
中2の場合、習っていないのに「新教科書」では既習扱いになっている項目がいくつかあります。例えば、be動詞の過去形。
「旧教科書」では、中2で学習していましたが、「新教科書」では中1で学習します。ということで、現中2生は、「旧教科書(中1)」「新教科書(中2)」と学習を進めても、be動詞の過去形を文法的に学習する単元がないことになります。それでは困りますので、be動詞の過去形をプリント等を用いて、学校では補っています。
未習なのに既習扱いになっている文法項目が、中2生は、実は6項目もあります。
中3生の場合にも、同様の状況が生じていて、未習なのに既習扱いになっている文法項目が7項目もあります。
ですので、今年の中2、中3生については、教科書だけではなく、授業中に用いたプリントなどの内容もテストに必出です。高得点をとるには、英文法の問題を解けるようにしておくことが大切です。
また、中1生については、教科書レベルが一気に引き上げられていますので、例年のような英語の初歩からの授業ではありません。小学校英語を身につけているものとして授業が進みます。もちろん、5月の「中間テスト」もそれに準じた問題になりますので、例年のような易しい問題ではないはずです。